赤ちゃんがいる家庭で大変なことの1つに紙おむつの悪臭問題があります。おむつの臭いが部屋に漏れていると、けっこうなストレスになりますよね。
しかも、ゴミ箱に臭いがうつってしまって取れないこともあります。とくに夏場はうんちの臭いが増幅されてパワーアップして襲ってきます。
一番防臭してくれる方法は何なのか!
おむつの臭い対策グッズとしては、おむつ専用ゴミ箱、消臭剤おむつゴミサワデー、アイラップ、BOS防臭袋などが有名です。この中でもコスパがいいBOSを使った対処法をパワーアップする方法を紹介します。
3つの種類のBOSを買って、臭いがどれくらい漏れるかの実験をしました。
おむつの臭い対策最強の流れ

うんちの臭い対策で、安くできて効果が高い方法は次の3つの流れを全部実行することです。
- うんちをトイレに流す
- 防臭袋に入れる
- 密閉のゴミ箱に捨てる
この方法を使うと、夏場の嫌な臭いも一気に撃退できます。
感じ方には個人差がありますが、「臭いを98%カットできた!」という口コミがあるくらい有効です。
流せるうんちヘラ
ニオイ対策のステップ1です。
ヘラを使って、おむつについたうんちをトイレに流します。
節約したい人は牛乳パックを切ったものでも代用可能ですが、牛乳パックのほうはトイレに流せません。うんちのついたパックをゴミ箱に捨てることになるので、臭いの発生源が増えてしまいます。
臭いを抑えたいのであればうんちヘラを使うのがいいでしょう。
防臭袋に入れる
アイラップはどう?
アイラップは袋状になったサランラップとも言われるポリ袋です。スーパーに置いてある無料のポリ袋と比べると、かなり厚みがありしっかりした作りになっています。
コンビニの白いビニールにおむつを入れたことのある人ならわかると思いますが、普通のビニール袋は臭いを貫通してきます。
そして、アイラップも同じように貫通します。アイラップは防臭袋ではないため、臭いを貫通する素材です。
厚みがあるので「コンビニ袋よりは効果があるかな」程度です。
BOSの防臭袋がおすすめ
防臭袋で使いやすいのはBOSです。
S~Lまでのサイズがあり、取り出しやすいように紙箱に入っています。
袋のサイズはどれがいい?
BOSにはSSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズの4つがあります。
節約ならSSサイズ!
SSサイズで、おむつ1枚入ります。安く済ませるならSSサイズです。おむつが大きかったり、縛る部分に余裕を持たせたいときはSサイズです。
おむつを入れるのにMサイズ・Lサイズはいりません。
BOSには種類が色々ある
BOSの防臭袋を買うとき、色々なパッケージがあることに気づきます。
うんち用だったり、生ゴミ用だったり、単純に防臭と書いてあるものもあります。
今回は、この3つの種類で防臭力が違うのかを実験してみました。実験だけ見たいかたはスクロールしてください。
密閉ゴミ箱
袋に入れたおむつは密閉ゴミ箱に捨てます。
フタのところにパッキンがついていて、ペダルを踏んで開けるタイプのゴミ箱がおすすめです。パッキンにより密閉度が高いので、部屋の中に臭いが漏れにくくなります。
おむつ専用のゴミ箱もありますが、そちらは値段が高く、交換用のカートリッジが必要な製品もあります。
カートリッジ不要を選ぶ
おむつ専用ゴミ箱を買うなら、カートリッジ不要タイプが節約になります。
「Ubbi」は一般家庭用のゴミ袋がそのまま使えますし、スチール製なのでゴミ箱に臭いが移らないようになっています。
エビを使って実験してみた
まず、生のエビを買ってきて頭を取ります。

この頭をそれぞれの防臭袋に入れていきます。

うんち用

生ゴミ用

驚異の防臭袋

袋をきつく縛って、さらにジップロックに入れます。
夏場に1週間放置した結果
エビの頭の入った防臭袋を1週間放置しました。
防臭袋とジップロックの二重になっているので、生活していて臭いが気になることはありませんでした。
これでもしも、ジップロックを開けたときにエビの臭いがしなければ、100%の防臭ができていることになります。
3つのジップロックをオープン!
結果は!
3つともエビ臭い!
臭いはどの袋も同じレベルです。
臭いは軽減されているものの、100%シャットアウトしてくれるわけではありませんでした。
実験でわかったこと
- BOSの防臭袋はどの種類を買っても効果は一緒
- 防臭には防臭袋+密閉ゴミ箱のような二重構造が大事
今回の実験により、二重構造の大切さがわかりました。
追記
商品はいろいろありますが、BOSって全て同じ素材なんです!
どれも同じ防臭力を発揮します(^o^)v
なので、お好みのパッケージデザインや袋の色、サイズでお選びいただく方も増えています(*^^*)♪
引用:bos-bos.com
一般のブログっぽい口調で書いてありますが、これ、BOS公式サイトの説明です。
どれも同じ防臭力!?
; ̄ロ ̄)!!
完全に無駄な実験をしてしまいました!
でもまぁ、エビを食べれたので良しとしましょう(笑)
重曹とクエン酸を使った防臭
うんちの臭いには重曹
うんちが臭う原因
うんちの臭いの原因は、細菌による食べ物の分解によって生まれます。臭いの種類は違いますが、仕組み的には食べ物が腐ったときに臭いが出るのと同じです。
そのときの腸内環境によって細菌が変わるため、体調や食べたもので臭いが変わります。これは成人でも同じですね。
重曹は掃除をするときの節約アイテムとしても有名ですよね。アルカリ性の重曹が酸性の汚れを落としてくれます。うんちの臭いは酸性なので、アルカリ性の重曹をかけることで臭いを中和できます。
おむつにかける
おむつの内側に重曹をかけてから捨てる方法です。これは重曹が直接作用するので、防臭力が高い方法になります。
ゴミ箱に入れる
おむつを捨てたゴミ箱に重曹を入れる方法です。もともと重曹は、ゴミ箱の消臭剤としても使えます。ゴミ箱に振り返るだけでおむつの臭いを減らせます。
おしっこにはクエン酸
おしっこの臭いの原因
おしっこの臭いはアンモニアです。尿素が空気に触れてアンモニアになるので、空気に触れる量が多いほど臭いがキツくなります。
クエン酸で中和
おしっこのアンモニア臭はアルカリ性なので、重曹を使っても効果がありません。
うんちとは反対に、酸性であるクエン酸を使って防臭します。
クエン酸も掃除グッズとしてお馴染みですね。
百均の霧吹きにクエン酸スプレーを作っておけば、おしっこのおむつにスプレーするだけで効果があります。