初めてクレジットカードを作る人へ!仕組み~選び方のコツまとめ

初めて作るならどれがいい??
新社会人や大学生になって初めてクレジットカードを作る人や、今までは現金主義だったけどクレジットカードを持ってみようという人へ向けてカードの仕組みと選び方をまとめました。

そもそもクレジットカードって何?

クレジットカード会社がお金を代わりに払ってくれるカードです。

 
お金はないけどお菓子買いたいなぁ
 
お金がないと売れないニャ!
 
どうしよう……

(・ー・)私はクレジット会社です。
あなたは信用できるので代わりに払っておきましょう。

 
それなら売ってもいいニャ!
 
やったー!!

(・ー・)翌月になったのでお金を返してください。

 
はーい♪ ありがとうございました♪

どうして代わりに払ってくれるの?

クレジットカード会社は誰にでもサービスをするわけではありません。

「この人なら後で必ず返してくれる」と信用できる人にだけ支払いを代わってくれます。

そのためカードの発行には年収や職業による審査があるのです。

カード会社の儲けはどこから?

カード払いをしたとき私たちは手数料を払いません。カード会社はどうやって儲けを出しているのでしょうか。

お店から手数料を貰っている

カード会社は決済のたびにお店から手数料を貰っています。

  • お店は商品が売れて儲かる
  • カード会社は手数料で儲かる
  • 私たちは代わりに支払いをして貰える

それぞれが得する関係になっています。

カードの種類が沢山あってわからない

マスターカードとかニコスって何が違うのかわからない……。

30秒でわかるカードの種類

クレジットカードには「親分のカード会社」「子分のカード会社」があります。

本当は国際ブランド、国内ブランドという名前があります。いまは親分と子分でイメージしてください。

親分は5種類しかいない

日本で有名な親分は5人しかいません。

  • VISA(ビザ)
  • MasterCard(マスターカード)
  • JCB(ジェイシービー)
  • ダイナース
  • アメリカンエキスプレス

子分は沢山いる

いっぽう子分はたくさんいます。ニコス、三井住友、セゾン、楽天、出光などがそうです。

親分は子分に名前を貸している

次の3つのカード名を見てください。

  • 三井住友VISAカード
  • セゾンカードインターナショナルVISA
  • 楽天VISAカード

全てのカードに親分の名前(VISA)が入っていますね。このように子分+親分の名前で1枚のクレジットカードが出来上がっています。

親分と子分の役割

親分の役割は
→名前を貸す(子分に決済システムを貸す)

子分の役割は
→カードを発行する

ここまでの説明でなんとなくカード会社の関係性がイメージできたと思います。厳密に言うと親分と子分に上下関係はないですが、大雑把に説明すると親分と子分のイメージになります。

この下に詳しい説明が書いてあります。

正確に学ぶカードの種類

クレジットカード会社には国際ブランドと国内ブランドの2種類があります。

国際ブランドの種類

  • VISA(ビザ)
  • MasterCard(マスターカード)
  • JCB(ジェイシービー)
  • ダイナース
  • アメリカンエキスプレス

この5種類のほか、北アメリカで主流の「ディスカバー」と中国系の「銀聯(ぎんれん)」があります。日本で主流になっているのは上記5種類ですね。

国際ブランドはカード発行会社ではない

国際ブランドはあくまでも決済システムを提供する会社です。実際にカード発行をしたり審査をしているのは国内ブランドと呼ばれる会社です。

※例外としてJCB、ダイナース、アメリカンエキスプレスの3社はカード発行も行っています

国内ブランドの種類

国内ブランドには多くの種類があります。いくつかの系統ごとに紹介していきます。

流通系

スーパーやデパートが発行しているカードのことです。

  • 西友(セゾンカード)
  • イトーヨーカドー(セブンカード)
  • イオン(イオンカード)
  • ダイエー(セディナOMCカード)

信販系

信販会社。つまりクレジットカード屋さん(代金立て替えを専門にする会社)が発行しているカードです。

  • ライフカード
  • オリコカード
  • ジャックスカード
  • セゾンカード
  • セディナカード

銀行系

銀行が発行しているカードです。

  • 三菱UFJニコス
  • 三井住友カード
  • シティカード

交通系

SuicaやSMART ICOCA、PASMOと連携できる鉄道会社のカードです。

  • JQ SUGOCA
  • 東京メトロ To Me CARD
  • アトレビューSuicaカード
  • ビューSuicaカード

航空系

航空会社が発行しているカードです。飛行機でマイルが貯まりやすくなります。

  • JALカード
  • JALダイナースカード
  • ANA JCBカード

クレカとキャッシュカードの違いは?

「クレジットカード」と「キャッシュカード」はサイズが同じ。見た目が非常に似ていますね。しかしこの2つは全く別の役割を持ったカードです。

キャッシュカードとは

キャッシュカードは銀行に預けたお金をATMから引き出すためのカードです。

→お金を引き出す鍵のようなものです。

2つの違い

キャッシュカードは自分が銀行に預けているお金を引き出します。そのため銀行の残高が0であればお金をおろせません。

クレジットカードは貯金額がいくらであっても無関係です。現時点で貯金がゼロだったしてもカードを持っていれば買い物ができます。

両方に対応するカード

一部の銀行ではキャッシュカードにクレジットの機能をプラスしたものがあります。

たとえば、みずほ銀行です。申し込みの時点でクレジット機能が必要か不要か選べるようになっています。

クレジットカード会社の利益

カード会社は利用者が買い物した分の料金を立て替えて払ってくれます。どうやって利益を得ているのでしょうか。

カード会社の収入源は主に2つあります。

1.立て替え手数料

立て替え払いの際に手数料がかかっています。手数料はショップが払っているので利用者が負担することはありません。

手数料の例

私がカードで1万円の買い物をしました。

ショップはカード会社に対して約300円~700円の手数料を支払います。

これがカード会社の利益になります。

手数料の安さ

利用者には直接関係ない話ですが、JCBよりVISAやMasterCardのほうが手数料が安い傾向があります。

JCBとVISAの2枚のカードを持ってるならVISAで支払うほうがショップに優しいというわけです。

2.キャッシング、リボ払い、分割払い

利用者がローンやキャッシング(現金を借りる)をすれば金利手数料がかかります。リボ払いや分割払いも同じように手数料がかかりますね。

お金を借りた時の手数料は利用者が払います。これを金利手数料と呼びます。

金利手数料はいくら?

カード会社によって金利が違います。

年利18%の場合……30万円を借りて30日後に返済すると約4,500円かかります。60日後だと約9,000円かかります。

金利手数料の計算式

  • 「借りた金額」×「実質年率(0.18)」……A
  • A÷365……B
  • B×「借りた日数」=「利息手数料」

暗証番号とサインの違い

お店でクレジットカードの支払いをすると「サイン」または「暗証番号」を求められます。

お店によってどちらを求められるかが違います。

暗証番号を求められる条件

  • クレジットカードにICチップが組み込まれている
  • お店側が暗証番号で承認する機械を持っている

上記2つの条件を両方満たす場合に限りサインではなく暗証番号を求められます。

サインを希望することは出来る?

国内のほとんどの店ではサインを選ぶこともできます。

常にサインするから暗証番号は忘れてもいい?

サインを受け付けない店もあるので暗証番号は覚えておいたほうが安心です。

また、サインを拒否された際に「暗証番号を忘れた」と言って強引にサインすることは避けましょう。センターに問い合わせされて新しい番号を設定するための書類を書かされます。

サインと番号のどちらが安全なのか

サインよりも暗証番号のほうが安全とされています。

カードを落としてしまった時、サインなら筆跡を真似されると拾ったカードをそのまま使われてしまいます。

暗証番号なら拾っても番号がわからないのですぐにカードを使うことはできません。

番号を誕生日にしてはいけない理由

落としたカードの盗難補償

もし拾った人に暗証番号を知られると盗難保障が効きません。

→暗証番号を誰かに知られている
→→カード所持者が番号を内緒にする義務を怠った
→→→→自己責任

という考え方ができるからです。

推測できる数字は危険

そのため暗証番号を誕生日や1234などの簡単な数字にしてはいけません。財布ごとクレジットカードを落としてしまえば一緒に入っている免許証や保険証から暗証番号を推測できるためです。

続いてはクレジットカードを持つ9つのメリットを紹介します。

クレジットカードを持つメリット

1.インターネット決済が楽になる

ネット通販の商品が最短で届く!

ネット通販で買い物をする時、すぐに支払いを完了できます。通販の支払いにはコンビニ払いや銀行振り込みもありますが、わざわざ支払いに行く手間がかかってしまいます。

ネット通販の商品は支払いが確認されてから送られます。即支払い完了できるクレジットカード払いなら最短で商品を受け取れます。

2.財布が軽くなる

小銭が貯まらないのでデザイン重視で財布を選べる!

現金払いのように財布の中に小銭が貯まりません。クレジットカードで支払えばおつりが出ないので財布の中をスッキリした状態に保てます。

3.支払いを先延ばしにできる

分割に対応しないお店でも分割で買える!

期間限定の商品を見つけたが手持ちがない場合、大型家電の買い替えでボーナス払いを使いたい場合にも便利です。分割払いやリボ払いを使うことでお金に関する困ったを解決する手段にもなります。

4.お金を管理しやすくなる

家計簿がいらない!

クレジットカードで支払えば明細が残ります。この明細は大雑把な家計簿として使うこともできます。

何に使ったかわかららないお金を「使途不明金(しとふめいきん)」と言います。明細が残っていれば使途不明金はなくなります。

5.ポイントを貯めて節約できる

クレジットカードにはポイント機能がついているものが殆どです。お店の独自ポイントや共通ポイント(PontaやTポイント)とは別にクレジットカードのポイントも貯められます。

どのカードを選んでも支払い額の0.5%以上がポイントになるので年間200万円を消費する家庭なら最低でも1万円分のポイントが貯まります。

多くのクレジットカード所持者が重要視するのはポイントの貯まりやすさです。大手企業である楽天のアンケートによると60%の人がポイントを目的としてクレジットカードを所持しています。

6.個人のステータスを示せる

クレジットカードのクレジットとは信用の意味ですね。その名が示す通り持っているだけで自分には信用があることを保障できるカードでもあります。

7.海外旅行で使える

支払いがかんたん!

海外で買い物をするにはその国の通貨に両替する手間がかかります。端数が余ってしまったり換金レートによって損することもあります。

国際的に使えるクレジットカードを持っていけば海外でもかんたんに支払いをすることができます。

8.特定の店舗で特典を貰える

空港やショッピングモールで特別扱い!

特定のカードには見せるだけで特典を受けられるものがあります。

たとえばショッピングセンターのイオン。イオンゴールドカードを見せると「イオンラウンジ」という特別な部屋に入ることができて無料でコーヒーやジュースを飲むことができます。

また、シティカードやダイナースにも空港ラウンジの無料利用特典があります。

9.保険が付帯する

掛け金いらずの保険!

クレジットカードによっては旅行や買い物に保険がつきます。

たとえば楽天カード。海外旅行で楽天カードを使っておくと保険適用状態となります。

傷害死亡・後遺障害は2,000万円、ケガや病気の治療は200万円、物を盗まれたら20万円が最大支給されます。他人の車を壊してしまったなど、賠償責任が発生した場合も最高2,000万円の保険がおります。

クレカ保険のメリットは掛け金がいらないところです。クレカを使うだけで保険状態になるのでいざという時も安心です。

クレジットカードの選び方

クレカを持つ基準

目的で選ぶ

クレジットカードを選ぶときは自分がどんな目的でクレカを持つのかが重要になります。

節約したいのに還元率の低いカードを選ぶのは損ですし、保険付帯が目的なのに保険なしカードを選ぶと意味がありません。クレカを持つ目的は大きく3つです。

  • 高還元率でポイントを貯めたい
  • 保険を使いたい
  • ステータスとして持ちたい

年会費で選ぶ

クレジットカードには年会費無料のものと年会費有料のものがあります。

せっかくポイントが貯まっても年会費を払ったら逆にマイナスになってしまうことがあります。年会費が無料のカードならポイントの還元率が低くてもマイナスになることはありません。

逆にクレジットカードの利用額が多いなら年会費は十分に取り返せます。自分がどれくらいクレジットカードで支払いをするのかを整理することで自分に合ったクレカを選べます。

還元率で選ぶ

還元率とは買い物した金額の何パーセント分のポイントがつくかです。100円のお菓子を買って1円分のポイントがついた場合の還元率は1%になります。

還元率の高いカードのほうがポイントが貯まりやすいです。節約が目的ならできるだけ高還元率のカードを選びましょう。

ポイント交換先で選ぶ

意外と見落としがちなのがポイントの交換先です。

たとえば500ポイント貯まっても交換先が「お花」しかなかったら不便ですね。お花に興味がない人にとっては嬉しくありません。

ポイント交換先として優秀なのは「現金交換」です。もしくは「マイル」や「Amazonギフト券」などの汎用性の高いものが人気です。