電力自由化と電気代の決まり方/電気代の計算方法

この記事の所要時間: 346

電力自由化で何が変わるの?

家電を使った時にいくらかかるか知りたい!

電気代ってどうやって決まるの?

電力自由化で変わる3つのこと

電力を売っている会社数

今まで
→全国合わせて10社だった
自由化
→50社以上が販売に参加

契約を選べるようになる

今まで
→住んでいる地域で電力会社が固定されていた

自由化
→複数の会社から自由に選べる

料金プランが多種多様に

今まで
→基本料金+使った分の電気を支払う

自由化
→ガス代とセットになったプランや携帯料金とセットになったプランがある

自分に合ったセットプランを選べば、今までより安い料金でサービスが受けられます。

一般的な電気料金の計算

厳密には、契約する電力会社とプランによって料金が大きく違ってきます。ここでは、従量電灯という昔ながらのプランで電気代を計算します。

電気代は3つの足し算

電気代は、

「基本料金」+「使った分の電気代」+「自然を守る手数料」

の3つを足し合わせた合計です。

自然を守る……?

正式には再生可能エネルギー発電促進賦課金と言います。できるだけ太陽光や風力で発電できるようにサポートする支援金です。

基本料金はアンペア契約で決まる

アンペア……?

同時に使える電流の量です。

たとえば洗濯機と、炊飯機と、電子レンジと、掃除機と、テレビと、エアコンを同時に使うとブレーカーが落ちますね。

どれだけ同時に使うとブレーカーが落ちるのか。その限界を決めるのがアンペアです。

北海道電力の例

アンペアが高いほどブレーカーが落ちにくくなります。

アンペア 基本料金
10アンペア 334円
15アンペア 502円
20アンペア 669円
30アンペア 1,004円
40アンペア 1,339円
50アンペア 1,674円
60アンペア 2,008円

ここからわかるのは、家電を同時に使わない人が60アンペアを契約していると損ということです。

自分に合ったアンペアの目安

いつも使う家電や同時に使う家電のアンペア数を足していき、ブレーカーが落ちないギリギリのプランを契約します。

東京電力エナジーパートナーで公開されている家電のアンペア数を紹介します。

  • エアコン(冷房14A)(暖房20A)
  • 電気カーペット(1/2面4A)(全面8A)
  • テレビ(液晶42型2.1A)(プラズマ42型4.9A)
  • 掃除機(弱2A)(強10A)
  • アイロン(14A)
  • ドライヤー(12A)
  • 冷蔵庫(450リットル2.5A)
  • 電子レンジ(15A)
  • IHジャー炊飯器(13A)
  • IHクッキングヒーター(通常20A~30A)(最大58A)
  • 食器洗い乾燥機(13A)
  • ドラム式洗濯乾燥機(洗濯2A)(乾燥13A)

東京電力エナジーパートナー

よくあるアンペア数は?

中部電力により平均の契約アンペアが発表されています。

ご家庭における平均的な契約電流(アンペア)は30Aです。

使った分の電気代計算

使った電力量は、1kWh(キロワットアワー)という単位で表します。

使った電気×単価の式で電気代がわかります。

北海道電力の例

電力量 料金単価
120kWh以下 23円
121kWh~280kWhまで 29円
281kWh以上 33円

30A契約で月間使用電力量が285kWhの場合
285kWhのうち……。

120kwh以下に該当する使用:120kwh×23円=2,760円
121~280kwhに該当する使用:160kWh×29円=4,640円
281kWh以上に該当する使用:5kwh×33円=165円

合計:7,565円

大雑把な電気代を知りたい!

家電の電気代を知りたいとき、かんたんな計算で求めることができます。

消費キロワット数(kw)×単価(28.8円)

これだけです。
この金額が、その家電を1時間使ったときの電気代になります。

※総務省統計局データ440kwhを基にした平均単価

電子レンジで考えるとわかりやすい

電子レンジは600ワットです。
キロワットに直すと0.6キロワットです。

0.6×単価(28.8円)=17.28円

これが電子レンジを1時間使ったときの電気代です。
1分だと60分の1なので0.3円です。