使い方で重視する項目が変わる
アイロンは大きく分けて2種類あります。
- アイロン台を使うスチームアイロン
- ハンガーにかけたまま使う衣類スチーマー
スチームアイロン選びの基準
スチームアイロンは昔からあるタイプ。
手取り16万円的に選ぶときの基準は2つです。
- すべりの良さ
- コードレスかどうか
アイロンをスムーズをかけるために滑りのいい機種を選びます。激安商品を買わなければ、何を買っても大丈夫です。
安い商品を買うならコードのある商品を買います。
5,000円以上のものならコードレスを買います。
アイロンの基本の仕組みは熱するだけなので、パワーに技術的な差は出ません。しかし、安いコードレスの場合は、いったん加熱して予熱が冷める前にかけるという流れになります。
安いやつはすぐ冷めます。
コードレスを買うなら5,000円以上を選びましょう。
衣類スチーマーの基準
ハンガーにかけて使うタイプ。こちらは重さを重視します。
重い製品は1キロ近くあり、軽い製品は0.5キロほど。重さが半分なので使い勝手が全く違います。
衣類スチーマーを買うなら軽いものを選びましょう。
アイロンの電気代を節約
アイロンの平均の電気代は760円
アイロンの消費電力
→800ワット~1400ワット
花王が発表したアイロンがけの実態調査(使用平均:1ヶ月に6回平均)をもとに考えます。1回が20分ならアイロン使用時間は月に2時間。
消費電力の平均が1100ワットなので、年間760円がアイロンの電気代です。
1時間使った時の金額(2015年の調査)
ツインバードのハンディーアイロン
→800ワット:23円
パナソニック衣類スチーマー
→950ワット:27円
パナソニックのコード付きスチーム
→1000ワット:29円
東芝の美ラクルラクー
→1200ワット:34円
ティファールのアルティメットスチーム
→1400ワット:40円
アイロン節約の5つのコツ
1.アイロンは1回で終わらせる
まとめてアイロンをかけることでアイロンが温まるまでの待ち時間を節約できます。
2.途中でスイッチを切る
一度熱くなったアイロンはスイッチを切ってもしばらく熱いままです。ハンカチなどの小物類ならスイッチを切っていても予熱で十分です。
3.洗濯後はしっかりとシワを伸ばす
洗濯機から洗濯物を取り出しあとハンガーにかける前にしっかりとシワを伸ばします。これをやっておくとアイロンがけがスムーズになって時間短縮になります。
4.脱水してそのまま放置しない
洗濯機で脱水したあとの服は絞られた状態です。そのまま放置しているとシワになってしまいます。早めに取り出すことでシワが減ってアイロン時間も短くできます。
5.シャツのアイロンをかけないで節約
アイロンをかけないことで次の3つを同時に節約できます。
- 電気代
- シワとりスプレー
- 時間
具体的なやり方
シャツをユニクロの「スーパーノンアイロンシャツ」に買い替えます。
このシャツは洗濯物が乾いたときにシワが残らないように作られています。洗った直後にはシワがあるのですが乾くと自然とシワが消えていきます。
アイロンほど完ぺきには消えないのですが私は許せるレベルでした。最初は一着だけ買って試してみるのがいいと思います。
シャツ以外のものは?
シワになりにくい服を選んでファッションのほうで工夫します。ハンカチだったらタオル地に変えることもできますね。
クッションカバーはアイロンをかけなくても目立たないのでそういうものはアイロンがけをしないのも一つの手です。
アイロン要らずの服はノーアイロンと書かれているので簡単に見分けることができます。