ガス警報器の設置は義務なのか、任意なのかといった情報や、警報器を安く設置する方法をまとめました。
火災報知器は義務化されているのですが、ガス漏れ警報器は条件によっては義務化されていません。知らず知らずのうちにリース契約をさせられて、ガス会社に無理やり押し付けられたと感じる人もいるようです。
ガス漏れ警報器はいらない?
ガス契約をしたら必ず警報器が必要と思いがちですが、都市ガスならガス警報器をつける決まりはありません。
自分が要らないと思うなら警報をつけなくてもOKです。
プロパンガスの場合は細かい条件があって、義務化されている場合もあります。基本的にマンションはガス警報器が必要になります。
都市ガス
→ガス警報器の決まりはなし
プロパンガス
→マンションなら基本的に必要
プロパンガスを使っていても戸建て住宅なら設置義務はありません。
ガス警報器がいらない理由
都市ガスは設置義務がないので、ガス警報器の「いる」「いらない」は完全に個人の考えとなります。
ガス警報器がいらない派の人が、警報器をつけない理由は次の2つです。
- ガス警報器がなくても、ガス漏れ時はガスメーターがガスを止めるから
- ガスが漏れると臭いでわかるから
最近のガスメーターは、ガス漏れを自動検知します。ガス漏れがあればガスが自動停止するので、わざわざガス警報器に頼る必要がありません。
また、ガスには臭いが添加されているので、ガス漏れしていれば臭いでわかるということもあります。
ガス警報器が鳴るのはガス漏れ以外
ガス警報器ってなかなか鳴りません。どんな音がするのか聞いたことがない人もいるでしょう。
ガス警報器が鳴るタイミングは、ガス漏れよりも、近くでスプレーを使ったときのほうが多いのではないでしょうか。
あっても、なくても、あまり活躍しないのがガス警報器なのです。
ガス警報器がいる理由
今度はガス警報器をつけるメリットです。
いくらガスメーターが優秀とは言え、機械なので故障することもあります。臭いがするといっても、それに気づかない場合もあるはずです。
ガス警報器があれば、万が一の状況に備えられます。
ガス漏れに引火して大事故になる可能性を考えるなら、ガス警報器はあったほうがいいでしょう。
爆発のしやすさ
ちなみに、プロパンガスは引火したときに爆発が起こりやすいです。
都市ガス(天然ガス)は爆発が起きにくいです。
ガス警報器はいくら?
ガス警報器はレンタル(リース)と買い取りの2パターンがあります。
購入なら1万5千円程度で、レンタルなら毎月300円程度です。
警報器の使用期限が5年だとすると、購入したほうが節約になります。
レンタルの場合
→月300円×12ヶ月×5年=18,000円
買った場合
→15,000円
買い取りのほうが3,000円ほど安くなりますね。
ガス警報器を激安で買う節約
ガス警報器を買うならガス業者ではなく通販を使いましょう。
通販で買うときの相場は5,000円以下です。
業者から買うときより1万円も安くなるので、節約したいならリースを解除して警報器を買うのがおすすめです。
Amazonならプロパンガス用(LPガス用)がこれくらいの値段です。
都市ガス用はこっち。
業者から買うよりも、個人で通販するほうが安いですね。
警報器の設置場所
プロパンガスは空気より重いです。ガスは床のほうに落ちるので、警報器は低いところにつけます。
都市ガスは軽いのでガスは天井に行きます。警報器は天井の近くにつけてください。