「ガスコンロは修理より交換が安い」は本当?自分で直して修理費を節約

「ガスコンロの火がでない!」

ガスが止まっているかと思ってお湯を出すと給湯器は動いていて、原因がガスコンロだった……。そういうときは、修理を頼むか、買い換えるかで、どっちが安いのでしょうか。

よくガスコンロは買い替えたほうが安いと言われていますが、実際にはどっちなのかをまとめました。

ガスコンロの寿命

ガスコンロの寿命は約8~10年とされています。

洗濯機の寿命が7年程度、冷蔵庫の寿命が9年程度ですから、ガスコンロの寿命は少し長いと言えます。

10年も経過すると、壊れたときに修理用の部品が製造されていない場合があります。故障してしまうと修理したくても修理できない年月が約10年となります。

そのため、故障さえしなければ10年以上持つ場合も多いです。

実は故障していない!?

「火がつかない!」と思っても、実は故障していなかったというパターンもあります。

  • ガスの元栓がしまっている
  • ブレーカーが落ちている
  • チャイルドロック

チャイルドロックはスライド式ボタン式などがありますが、気づかずにロックしてしまうこともあります。

ガスコンロの火が出なくなった場合、最初に上記の3つを確認しましょう。

機種によっては、電源をオフにしてもロックを継続するものもあります。詳細は説明書でチェックしてください。

故障していたパターン

ガスコンロが故障するときのパターンで1番見分けやすいのが火がつかないことです。

ガスは止まっていないのに火がつかないときは、ガスコンロのどこかが故障していると考えていいでしょう。

その他の故障パターンとしては、

  • 使ってると途中で火が消える
  • 何回も点火しないと火がつかない
  • 変な臭いがする
  • 炎の色が赤くなった
  • 炎の出る位置がおかしい

などがあります。とくに臭いが出る場合はガス漏れの可能性があるため、急いで緊急連絡先に連絡してください。

電話番号の探し方は次のページにまとめています。

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2008年以前は危険

また、2008年以前のコンロは危険性が高いです。

現在売られているコンロには、安全装置(Siセンサー)の取り付けが義務付けられています。

2008年以前の機種にはSiセンサーがなかったり、不十分である機種も存在します。

故障した際の事故率も高くなるため、2008年以前の製品を使っている場合はすぐに買い替えを検討したほうがいいでしょう。

自力で修理して節約する方法

ガス機器は事故に繋がる危険性があるため、自力での修理はおすすめできません。

しかし、ある程度知識があったり、簡単に直せる部分であれば修理費用を節約することができます。

火が途中で消える

火が途中で消える原因の1つとして、安全装置の誤作動が考えられます。

コンロが汚れていると誤作動の可能性があるため、清掃が効果的です。

  1. バーナーに近い部分を布で水拭き
  2. よく乾かす
  3. 点火を試す

センサーの汚れが原因の場合はこれで不具合が解消できます。

何度も点火が必要

点火針のズレなども考えられますが、1番簡単に試せるのは電池の交換です。

ガスコンロの点火には電池を使っていることが多く、コンロの下側をあけると電池交換ができるようになっています。

電池を交換するだけなので安全性が高いです。

炎の位置がおかしい

炎の出る位置がおかしかったり、一部の穴から炎が出ていないときは、バーナーが目詰まりしている可能性があります。

  1. バーナーキャップを外す
  2. キャップを古い歯ブラシで掃除
  3. 洗剤を使うなら、終わったあとによくすすぐ
  4. 完全に乾いてから点火を試す

洗剤を使うときは食器洗い用の洗剤が使えます。

上記で紹介した故障なら、自分でかんたんに修理を試せます。修理費を節約したいときはいったん掃除してみるというのがいいでしょう。

修理と買い替えのどっちが安いか

使った年数による消去法

上にも書いた通り、コンロを買ってから10年以上経つと修理部品がなくなっている可能性があります。

その場合は修理できないため、消去法で「買い替え」を選ぶことになります。

ガスコンロは安く買う方法(選び方)があるので、買い替えであっても節約できます。

修理費はいくら?

ガスコンロを修理するときは修理費+出張代がかかります。

リンナイだと20kmまでの距離で2,500円程度の出張費。

修理費用の相場は5,000円~8,000円程度。

一般的な修理費用は合計で1万円前後ということになります。

運がいいと激安料金になる

1万円かかるのは部品が故障していたり、手間のかかる作業が発生した場合の金額です。

電池交換だけで直った場合は修理費は安くなり、出張代をあわせて5,000円以下で終わることもあります。

賃貸のガスコンロはどうする?

自宅で購入したガスコンロなら自由に修理・買い替えを選べるが、賃貸にもとからあったガスコンロはどうすればいいのでしょうか。

この場合、

  • 前の入居者が置いていった
  • 大家さんの所有(部屋の備品)

の2つが考えられます。

どちらの場合でも、管理会社や大家さんに連絡し、ガスコンロが故障したことを相談しましょう。勝手に交換するとトラブルになる可能性があるので注意です。

買い替えはいくら?

ガスコンロは、

  • コンロの数
  • 強いバーナーの位置
  • 大きさ
  • グリル機能

によって値段が決まってきます。

この記事を公開した時点で1番安かったものが2万円以下でした。

ある程度の機能がついていて、評価の高い機種(いわゆるコスパ機種)であっても3万円前後で売られています。

どっちがいい?

修理費を払う場合
→1万円前後

買い換える場合
→2~3万円前後

基本的には修理したほうが安いという結果になりました。

修理状況によっては修理費が5万円かかった例もあるため、まずはガス会社に問い合わせて費用の目安を聞くというのが1番節約に繋がる方法です。