賃貸でプロパンガスを安くする方法【人気のない物件は有利】

プロパンガスの料金は高く、その金額は都市ガスの2倍とも言われています。これは計算上だけでなく、私の経験(都市ガスからプロパン物件へ引っ越し)でも毎月のガス料金が約2倍になりました。

さらに、同じガス会社でも一戸建てのプロパンガスより賃貸のプロパンのほうが高くなる傾向があります。

この記事では、なぜプロパンガスは高いのか、賃貸でプロパンを安く使うにはどうすればいいのかをまとめました。

プロパンガスはなぜ高い?

価格競争にならないの?
闇があるニャ!

都市ガスよりもプロパンガスが高い理由は、地域ごとに暗黙の領地があるから。

ガス会社には「この地域はうちの会社が担当しますよ」といった地域担当があります。

担当が決まっているので価格競争が起こらず、料金は不透明なまま。

価格が公開されていない会社もあります。

賃貸はさらに高い

賃貸のプロパンが高くなる理由は工事費が含まれているから。

アパートやマンションにガスを導入する際、普通なら工事費用・設置費用がかかります。その工事費用は大家さんが支払うことになります。

しかし、ガス会社は「設置費用を無料にします」と大家さんにアピールして契約をします。

大家さん的には「ラッキー♪」と思うかもしれないですが、この無料にした分を私たち入居者が支払っているわけです。

そのため、一戸建てよりも賃貸のほうがガス料金が高くなります。

賃貸のプロパンガスは通常より1.1倍~1.3倍に値上げされています。

平均料金

プロパンガスの料金は毎月平均11,083円です。いっぽう都市ガスの料金は毎月平均6,814円

都市ガスに変更できれば毎月4,269円の節約になります。

賃貸のプロパンガス変更

内緒で勝手に変更したらどうなるの?
違約金請求される場合があるニャ!

賃貸アパート・賃貸マンションのプロパンガスは高いです。

だったらガス会社を変更しよう!

プロパンじゃなくて都市ガスに変えよう!

そう思いがちですが、入居者は勝手にガス会社を変更することができありません。

変更の条件

賃貸であっても条件が揃えばガス会社を変更できます。

プロパンガス料金案内サイトにも記載されている通り、大家さんの同意があればガス会社を変更可能です。

賃貸住宅(アパート・マンション)であっても、大家様(アパートオーナー様)又は不動産管理会社様のご同意があれば、ガス会社変更は可能です。

引用:gasuyanomadoguchi.com

変更のやり方

直接ガス会社に電話しても受け付けて貰えありません。

賃貸でガス会社を変更するときは、大家さんや管理会社に連絡をして相談します。

効果的な相談方法は次の2つ。

1.仲間を集める

同じ物件に入居している仲間を集め、団体で交渉すると成功率がアップします。

2.料金リストを準備

事前に各ガス会社の料金表を資料にまとめておく。

現在は平均よりもいくら高いのか。○○会社に変えるとどれくらい安くなるのか。

客観的な資料があるほうが大家さんを説得しやすくなります。

SNSや掲示板の口コミでも「ガス会社変更・値下げにした」という報告があるため、変更に応じてくれる大家さんもいます。

変更を拒否される条件

大家さんに相談しても変更を拒否されることもありました。

  • 特定のガス会社と20年契約を結んでいる
  • 大家さんの親族がガス会社に勤めている
  • 大家さんがガス会社から”謝礼”を受け取っている
  • 施工費用が高い環境である

変更が大家さんにとって損になるなら、変更を拒否される可能性が高いです。

賃貸のプロパンガス値下げ交渉

ガス会社の変更ができないときは、値下げ交渉をすることもできます。

こちらも大家さんや管理会社が窓口となっています。

いくら値下げできる?

プロパンの平均は11,083円。値下げ後は8,850円まで落とせる例があります。

値下げ交渉で2,000円以上の節約が見込めます。

交渉の仕方

ガス料金を値下げしても大家さんにとってメリットはありません。値下げには消極的になります。「他の部屋もみんな同じ料金なので……」と相談を受けて貰えないこともあります。

そういうときは「都市ガス物件への引っ越しを考えている」と交渉すると、値下げを検討してくれる可能性がアップします。

とくに、そこが不人気物件なら効果的です。空き部屋ができるのは大家さんのデメリットなので、真剣に考えてくれるようになります。