暖房器具の種類を一覧表にしました。
「目的に合わせてヒーターを設置したい」「パネルヒーターとオイルヒーターの違いは?」「暖かい暖房はどれ?」という人向けです。
この記事を読めば、部屋のサイズにあわせた最適なヒーターがわかります。
ストーブの種類
ファンヒーター | 灯油 | 温風が出る |
---|---|---|
セラミックファン | 電気 | 温風が出る |
石油ストーブ | 灯油 | 灯油の燃焼 |
ハロゲンヒーター | 電気 | ランプの熱 |
遠赤外線ヒーター | 電気 | カーボンの熱 |
パネルヒーター | 電気 | パネルの熱 |
オイルヒーター | 電気 | オイルの熱 |
※ストーブの「灯油」と「石油」は同じ意味です
ファンヒーター(灯油×温風)
灯油を燃やして、暖かい空気を送る暖房です。
メリット | デメリット |
---|---|
・風で暖かさを循環 ・狭い部屋なら全体が暖まる | ・換気が必要 ・燃焼のニオイあり ・灯油代と電気代の両方かかる |
暖房パワーの目安
北海道では「ワンルーム」や「寝室」で使われてます。
セラミックファンヒーター(電気×温風)
電気を使ってアルミを熱し、そこから暖かい空気を出す暖房です。
「セラミックヒーター」や「電気ファンヒーター」とも呼ばれます。
メリット | デメリット |
---|---|
・空気が汚れない ・換気があまり必要ない ・電源オンから温風まで早い ・価格が安い | ・空気が乾燥する ・部屋全体を暖房するパワーがない ・電気代が高い |
暖房パワーの目安
北海道では「トイレ」や「脱衣所」で小型のファンヒーターが使われます。
部屋全体の暖房としては、あまり使われません。
2つのファンヒーターの比較
石油ストーブ(灯油×炎の熱)
灯油を燃やした熱で、部屋を温める暖房です。
メリット | デメリット |
---|---|
・暖房パワーが高い ・ストーブの上でお湯を沸かせる ・電気代がほぼゼロ | ・換気が必要 ・火事の危険性が高い ・やけどしやすい |
外に排気するタイプなら換気いらず
次の2つのタイプの石油ストーブなら、定期的な換気は必要ありません。
- ストーブの裏からダクトを繋げて家の外に排気する
- 煙突式ストーブ
暖房パワーの目安
北海道では石油ストーブがメインで使われています。
暖房力は最強です。
ファンヒーターと石油ストーブのパワー
石油ストーブのほうが暖房力があります。
※パワーは同じ。どちらも灯油を燃やすので、発生するエネルギー量は同じ
部屋の温まり方に差があります。
ファンヒーター
→温風を放出するので、暖かさが部屋を循環する
石油ストーブ
→熱がストーブの上(天井)に溜まりやすい
石油ストーブについての詳しい情報は、次のページを参考にしてください。
4種類の電気ストーブ
ハロゲンヒーター(電気)
ハロゲンランプから発生する熱で暖めます。
カーボンヒーター(電気)
ハロゲンとカーボンの違い
現在はカーボンヒーターが主流です。
2019年・2020年に買うなら「カーボン」がおすすめです。
パネルヒーター(電気)
電気を使って薄いパネルを温め、間接的に周囲を温める暖房です。
メリット | デメリット |
---|---|
・換気がいらない ・火を使わず安全性が高い ・狭い場所にも置ける | ・暖房力が弱い ・暖まるのはパネルの近くだけ |
暖房パワーの目安
北海道では「足元暖房」や「脱衣所」で使われます。
部屋を温める目的では使えません。
オイルヒーター(電気)
電気で中に入ったオイルを温め、間接的に周囲を温める暖房です。
※名前で勘違いされやすいですが、電気のみで動きます。燃料オイルは不要です
パネルとオイルの違い
暖房パワーの目安
実際に、北海道でオイルヒーター(8~10畳用)を使っています。
メーカーはデロンギです。
狭い部屋で使うなら、部屋全体を暖められます。
以上、ストーブの種類でした。ストーブ選びの参考にしてみてください。