引っ越し料金を安くする基本テク3選
1.荷物の量を減らす
業者の見積もりは荷物の量で決まります。見積もりをお願いすると運び出す荷物の量を聞いた(見た)営業担当者から金額を提示されます。
ポイントは見積もりの前に荷物を減らすことです。
不要品を捨てる
押し入れにしまってあったけどよく考えたら使わないなというものがあれば思い切って捨ててしまうのも手です。
いつか使う!?
いつか使うと思いながら取っておいてたものは捨てるか迷うものですよね。
私は「あの時アレを捨ててなければよかった」ということが何回もあります。捨てたせいで買い直しになって余計なお金がかかりました。
断捨離ブームで捨てることが注目されていますが、捨てるかどうかはじっくり迷ったほうがいいでしょう。
2.引っ越し日に幅を持たせる
引っ越しの見積もりは「引っ越す月」や「曜日」によって大きく変わります。安くするためには引っ越す人が少ない日を選ぶようにしましょう。
引っ越す人が多い日
- 3月、4月
- 土曜日、日曜日
- 大型連休
引越し日をズラすだけで数万円の違いがあったということもあります。
可能であれば有給を使って平日に引っ越すのがおすすめです。
3.安い業者に頼む
何を買うにも安い店と高い店がある。引越し業者も同じです。高い業者」と安い業者があります。
1件1件に電話するのは面倒なので一括の見積もりサイトを使いましょう。
見積もりサイトのメリット
- 電話をかけて同じ説明を何度もしなくていい
- 同じ条件で同じタイミングの見積もりが取れる
- 引越し業者を100社以上から選べる
4.値下げ交渉をする
引越し料金はある程度なら値切ることができます。
ここでは成功しやすい値下げ交渉の仕方を2つ紹介します。
他社の値段を提示する
一括見積もりで複数の見積もりがわかっている場合に使える方法です。
一括見積もりをして1番安かった値段を他社に伝えてここよりも安かったら契約したいと申し出ます。
この方法で値下げに応じてくれれば最安料金よりさらに低料金で引っ越しができます。
ダンボールを自前で用意する
スーパーに行くと無料でダンボールを配っている場合があります。大量にダンボールを集めておきダンボールはこちらで用意するからその分だけ値下げして欲しいと伝えます。この方法を使うとダンボール分の値引きを受けられる場合があります。
引っ越し屋さんに聞いた3つの裏技
引っ越し業界で3年以上働いていたかたに料金値下げの裏技を聞きました。
1.荷物を少なめに伝えると→高くなる
「運ぶ荷物が少ないほうが安いんだ! 荷物を少なめに伝えよう!」と考える人が多いのですが……。
これは逆効果!
追加料金がかかって最終的な支払いが多くなります。
正確に伝えると安くなる理由
荷物の量を見積もるとき、多くのお客さんは量を大雑把に伝えます。表現を曖昧にし、荷物を少なめに伝えようという意識が働いてしまうのです。
引越し業者の立場で考えてみます。
曖昧に伝えた場合、荷物は実際にはもっと多いかもしれないなと考え、見積もりに余裕を持たせなければいけなくなります。見積もりに余裕を持たせる=料金の上乗せです。
荷物がハッキリとわかっていれば適正価格で見積もりすることができますし追加料金がありません。荷物の量は曖昧に伝えるよりも具体的に「ダンボール○箱」などと伝えるのがおすすめです。
2.性格がいい人は安い
これは全てのサービス利用に言えることですがお客様は神様だという態度でいると良いサービスが受けられません。
営業担当者さんも人間です。お客さんによって(無意識的に)サービスや値下げの度合いが変わります。
……ということもありますが、もっと理論的な理由があります。
クレームの可能性を見られる
引っ越し業者はクレーマーに対しても引越しサービスを提供しなければなりません。
クレーム対応には時間がかかり、その分の人材が増えてコストがかかります。
見積もり相手のお客さんがルールを破る人だった場合、営業はこう考えます。
「引っ越し当日もトラブルが起きる可能性が高いな!料金に余裕を持たせて値下げを拒否しよう!」
値下げ交渉を渋るわけです。そうならないために見積もり時のルールを紹介します。
◆同じ時間帯に見積もりを頼まない
複数の業者に見積もりを頼むとき、同じ時刻に複数の業者と約束するのはNGです。見積もりは1社ごとが原則です。
◆自分から話さなくていい
見積もり時は営業さんごとに流れがあります。話しは受け身で聞き、聞かれたことに答えるようにするとスムーズに進みます。
◆質問は最後にまとめて
営業さんは引越しサービスについて一通りの説明をしてくれます。会社によって説明の流れが決まっているので、まずは説明を聞くとロスがありません。
3.運がイイと安い
これはそのままの意味です。ラッキーかどうかで値下げの度合いが変わります。
なぜ運で料金が変わるの?
営業さんの仕事は注文を取ってくることです。
でも必ずしも注文を取ってこれるとは限りませんよね。頑張ってもダメな時はダメです。
もし今月はまだ1件も注文が取れてないという焦った営業さんが来た場合はどうなるか。
「沢山値下げしてでも注文を取りたい!」ということで大幅な値下げ交渉ができる可能性があります。
これも元引っ越し屋さんから聞いた話しなので本当です。
※業者によっては値下げをやっていないこともあります
効率的な見積もりのやり方
見積もり前に決めること
- 引っ越し人数
- 現住所
- 引越し先
- 引越し希望日
- 建物(階数やエレベータ有無など)
- 家の前の道幅(トラックが止められるか)
- 運搬のみor荷造りと運搬
営業担当者の訪問
サイトで候補を絞ったあと訪問での見積もりを頼みます。訪問の日程は相談して決められます。
見積もりまでに「持っていくもの」「捨てるもの」を決めておきましょう。
荷物量をハッキリさせておけば値下げ交渉がしやすくなります。
見積もり当日
特に準備はいりません。営業担当者が家の中を見て、荷物の量から見積もり金額を算出します。
見積もりってどんな内容?
見積もりとはだいたいの金額を知らせるものではなくこの荷物をこの値段で運べますという業者からの約束です。
それを見て私たちは依頼するかどうかを決められます。
見積もりの内容
- 荷物をいつ運び出すか
- 荷物をいつ受け取るか
- 荷物の量と種類
- 引越し業者がどこまで担当するか(荷造り、開梱)
- 料金
見積もりの料金が変わることはある?
あります。
荷物の量をしっかりと伝えられていないと追加料金がかかる場合があります。
営業さんは荷物を見て何トンのトラックが必要か計算します。もし見せていない荷物があったり、伝え忘れていたりするとトラックに入りきらない事態も起こります。
業者を使わない引っ越し
私がいつもやっているのが業者を使わない引っ越し。新たに一人暮らしを始めるときなどに使えます。
荷物は宅配便で送る
必要最低限の荷物を送り、生活家電は引越し先で購入します。
節約金額
私が北海道から東京に引っ越したときの話しです。
東京への引っ越し料金は15万円が相場。宅配便を使った引っ越しではトータル3万円以下で済みました。
大型家電を送る場合
大型家電を送るとしても少数なら宅配便のほうが安いです。ヤマト家財便を使えば洗濯機サイズが1万2千円で送れます。
レンタカーを使う
今度は北海道から北海道内へ引っ越しをする時に使った方法です。
ミニバン、バン、軽トラックをレンタルして荷物を運びます。24時間で1万円あれば借りることができます。
梱包から荷物の積み下ろしを一人でしなければなりませんが、その分だけ引越し料金を節約できます。
いくら節約になる?
8万円かかる予定だった引っ越しが2万円で済みました。荷物の積み下ろしが大変なので手伝ってくれる人がいるとベストです。
引越し見積もりの一覧表
引っ越し料金を節約するなら業者を使わない引っ越しが1番ですが、距離や時間的な都合から難しいこともあると思います。
ここでは一括見積もりサイトを一覧表にして比較しました。
取り扱い | おまけ | スペック | サイトリンク |
---|---|---|---|
260社 | ガイドブック キャッシュバック |
最大 50%オフ |
引越し価格ガイド![]() |
130社 | 無料ダンボール キャッシュバック |
最大 50%オフ |
![]() |
5社 | 引越交渉ブック キャッシュバック |
最大 55%オフ |
引越し達人セレクト![]() |
– | – | 楽ちん | ![]() |
どのサイトが1番いい?
一括見積もりサイトは目的によって2パターンの選び方があります。
キャッシュバック狙い
各サイトでは最大5~10万円のキャシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック金額は時期によって変動するため、引っ越したい時期にサイトを見て回り、1番キャッシュバックが高いサイトから申し込むというのが1つの方法です。
便利さ重視
引越しラクっとNAVIのような便利さ重視の見積もりサイトを使う方法です。
引っ越しの一括見積もりをすると各業者と電話交渉をしなきゃいけないので大変です。
ラクっとNAVIで頼むと交渉電話なし。
ラクっとNAVIのサポートから電話が来るので、そこで質問に答えるとあとは勝手に交渉して見積もりを出してくれます。
複数業者とやり取りをしなくていいため簡単に一括比較できるのがメリットです。
この記事のまとめ
- 業者を使わない引っ越しが1番安い!
- 荷物量はハッキリ伝えたほうが得する
- 一括見積もりを使えば値下げ可能
- おまけ重視なら引越し価格ガイド
系サイト
- 楽をしたいなら
【引越しラクっとNAVI】系サイト
- クレーマーは損!性格よく対応しよう!