ポットが汚れる原因
使っていくうちにポットはどんどん汚れていきます。キレイな水を入れて沸かすだけなのに不思議ですよね。
汚れの原因は水!
正確には水の中に含まれるミネラル成分が原因です。
日本の水道水にはカルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどのミネラルが含まれています。
ミネラル量は地域差あり
たとえば東京と大阪を比べた場合、東京のほうが1.6倍もミネラルが多いんです。
これらは同じ県内でも場所によって差があります。沖縄の北側はミネラルが少ないのに対して、沖縄の南側はミネラルが多め。これはサンゴ礁の量に影響を受けていると言われています。
ポットの掃除方法
クエン酸を使う4つのステップ
掃除用具としてもお馴染みのクエン酸を使ってポットを掃除できます。
1.ポットに最大まで水を入れる
2.クエン酸を大さじ1加える
2.お湯を沸かす
4.3時間保温
これだけでこびりついたミネラル分を溶かしてくれます。
ポットの種類によっては洗浄モードがついていることもあるので、洗浄モードがある機種は説明書に従ってクエン酸の分量を変えてください。
お酢を使う
続いてお酢を使う方法です。クエン酸を常備していない家庭も多いのでお酢のほうが汎用性が高いですね。
1.ポット最大より少し下まで水を入れる
2.コップ1杯のお酢を入れる
2.お湯を沸かす
4.3時間保温
クエン酸のときより分量が多くなります。だいたいコップ1杯(200ml)のお酢を入れましょう。
洗浄剤を使う
でも実はこれ、ただのクエン酸なんです。タイガー用や象印用がありますが中身はほぼ同じ。それなら安いクエン酸を使ったほうがお得です。
洗浄剤を使うメリットは?
少量に小分けされてるので使いやすいのがメリットです。
クエン酸を安く買うには500gくらいの大容量を買わないといけません。ポット掃除にしかクエン酸を使わないなら余ってしまいますよね。
小分けで買えるのがポット専用クエン酸のメリットです。
クエン酸とお酢の共通点
クエン酸とお酢の共通点は2つとも酸性であるということ。ポットに蓄積したミネラルはアルカリ性なのでそれを中和してくれる仕組みになっています。
絶対やっちゃダメな掃除法
酸性だからといって掃除にすし酢を使うのはNG!
調味料の入っているものは避けましょう。特にすし酢は砂糖が入っているのでポットがベトベトになってしまいます。ポットによっては故障の原因になるので注意しましょう。
この記事のまとめ
- ポットの汚れはミネラルが原因
- 酸性のお酢やクエン酸で掃除できる!
- 小分けになっているポット洗浄剤も便利
- 味のついたお酢は使っちゃダメ!!