電子書籍KindleとKoboの比較~買い方の結論

電子書籍を500冊以上買っているヘビーユーザーならではの意見を書きます。

KindleとKoboの選び方は「漫画」が鍵

①性能は似てる②漫画を読むならKobo
KindleもKoboも同じくらいの性能です。画面サイズの大きいKoboが適しています。
③小説は小さい画面④端末が安いのはKindle
小説を読むなら小さい画面が適しています。本体安い=Kindle
書籍安い=Kobo

漫画を読むならKoboしか選択肢がない

選ぶときの鍵は「漫画」と「雑誌」の読みやすさです。

Kindleは3種類ありますが、どれもサイズが小さめです。

  • Kindle(6インチ)
  • Kindle Paperwhite(6インチ)
  • Kindle Oasis(7インチ)

これはKindleが、海外ユーザーを中心に作られているからです。
いっぽうKoboは大きいサイズの機種もあります。

  • Kobo Clara HD(6インチ)
  • Kobo Libra H2O(7インチ)
  • Kobo Forma(8インチ)

漫画を快適に読めるサイズは8インチでギリギリです。7インチでは漫画が読みづらく、雑誌は読めたもんじゃありません。
(8インチあっても雑誌は厳しい)

小説や実用書は小さいほうが読みやすい

逆に、テキストだけの本を読むときは、小さい端末のほうが読みやすいです。

漫画と違って文字サイズを任意に調整可能。
自分にあったフォント・行間を選べます。

KindleとKoboの値段の違い

楽天 Kobo
端末は高いが、電子書籍が安く買える

Amazon Kindle
端末は安いが、電子書籍は楽天より高い

書籍を沢山買うなら最終的にKoboのほうが安く済みます。電子書籍をライトに使うつもりならばKindleのほうが安いでしょう。

注意点~お互いの書籍は読めない~

電子書籍にはDRMという著作権保護がついています。Amazonで買った書籍はKoboで読めませんし、楽天で買った書籍はKindleで読めません。

DRMを解除する方法は存在しますが、日本国内では違法です。

必要な容量の目安

各電子書籍リーダーには、本を保存できる容量が決まっています。容量を超えたときは、本を端末から削除し、新しい本をダウンロードする形です(端末から消しても再ダウンロードすればまた読めます)。

どれくらい容量があれば足りるのか、保存できる冊数の目安を表にしました。

小説漫画
4GB3500冊87冊
8GB7000冊175冊
32GB2万8千冊700冊

まとめ

漫画をメインで読む
→Kobo Forma

小説や実用書だけ読む
→安くて容量が少ない機種でOK

種類サイズ容量値段防水
Kindle6インチ4GB8980円×
Kindle
Paperwhite
6インチ8GB
32GB
13980円
15980円
Kindle Oasis7インチ8GB
32GB
29980円
32980円
Kobo Clara HD6インチ8GB15180円×
Kobo Libra H2O7インチ8GB25080円
Kobo Forma8インチ32GB34980円

最終的に、楽天で本を買いたい人はKobo、Amazonで買いたい人はKindleということになります。

また、お風呂で半身浴しながら読書したいときは、防水機能がついたものを選んでください。

性能を細かく比較したメモ

重さの比較

1番軽いのは楽天Koboの「Clara HD」です。

Kindleの重さ
Kindle(174g)、Paperwhite(182g)、Oasis(188g)

Koboの重さ
Kobo Clara HD(166g)、Kobo Libra H2O(192g)、Kobo Forma(197g)

ライトの比較

楽天Kobo、Kindleともに、フロントライトが内蔵されています。
暗い場所でも読書できます。

フロントライトは、スマホ液晶のように後ろから照らすのではなく、画面自体を照らす機能です。
(ベッドの横の電気スタンドで紙の本を照らして読むイメージ)

電子書籍セールの比較

2年間チェックし続けたところ、Amazonも楽天も、同じように電子書籍セールを行っていました。共通の本がセール対象になっているパターンもあれば、片方だけセールになっている本もあります。

楽天は付与ポイントが多いので、その分だけ楽天のほうがお得です。

楽天で50円、Amazonで654円

楽天50円のセール本を見ると、Amazonでは654円でした。

ですが、Kindle Unlimited(月額読み放題サービス)加入者は、その本を無料で読むことができます。

Amazonは、読み放題サービスに加入させるために、セールではなく「加入者無料」の本を多く出している印象があります。

Amazonで33円、楽天で440円

Amazonでよく行われるセールとして、マイナー本の大安売りがあります。名前を聞いてもわからないような、古い漫画を激安販売するセールです。

楽天ではこのセールが行われないため、知名度の低い漫画を読みたいならAmazonのセールが役立ちます。

電子書籍リーダーとタブレットの違い

電子書籍は、タブレットやスマホでも読むことができます。では、わざわざ電子書籍リーダーを買うメリットはどこにあるのでしょうか。

リーダーのメリット=電子ペーパーのメリット

電子書籍リーダーは、電子ペーパーという画面を使っています。
スマホ画面と比較してみましょう。

スマホ画面

  • 後ろからライトを照らして画面を表示
  • ライトは目に直接入り込む
  • 画面が瞬時に切り替わる
  • カラー表示

電子ペーパー(電子インク)

  • 後ろからライトを照らさない
  • 紙と同じように明るいところでしか読めない
  • 目に優しい
  • 画面の切り替えに少し時間がかかる
  • モノクロ表示

電子書籍リーダーは、後ろから光を照らさないため、実際の本を読む感覚で読書できます。ブルーライトは一切なし。目が疲れません。

カラーで読むならタブレットのほうがいい

KindleもKoboもカラーの本は読めません。カラーの雑誌などを読みたい人は、タブレットを選ぶことになります。

タブレットの液晶は進化している

液晶は高解像度化が進み、昔より目の負担が軽減されています。バックライトを暗くする設定変更をすればブルーライトの影響を最小限に抑えつつ、タブレットを使えます。

タブレットならストアに縛られない

Kindleで読めるのはAmazonだけ、Koboで読めるのは楽天だけです。タブレットなら、Amazonの本も、楽天の本も、制限なく読むことができます。タブレットなら最安値のストアから本を購入できます。

Kindle OasisとiPad Airの比較

Kindleとipadの比較

Kindle Oasisを購入しました。やはり、iPad Airと比較するとだいぶ小さいですね。

Kindleは発色が薄いのも特徴です。目に優しい感じですが、個人的には見づらいと感じました。iPadはクッキリと見えます。

KindleOasisで漫画を読む

買ってわかったKindleのデメリット

Amazonの電子コミックは一部ページだけカラー化されているものがあります。問題となるのは淡いカラーのページです。

淡いオレンジにグレーの字体が使われていると、Kindleでは薄くて何が書いてあるかわかりません。カラーを無理やりモノクロに変換している弊害です。

やはり漫画をメインで読む人には電子書籍リーダーよりもiPadのほうがおすすめです。

電子書籍の買い方と整理術の結論

大量の本を管理するためにたどり着いた、個人的な結論です。

電子書籍は、買った本がめちゃくちゃ管理しにくい

電子書籍を読むときは、各アプリの中に表示された本を選びます。本はずらーっと並べられており、目的の本を探すのが大変です。

本を探す手段は、主に以下の4つです。

  • 作品名で並び替え
  • 著者名で並び替え
  • キーワードで検索
  • マイリスト

冊数が少ないうちは、並び替えやマイリストが有効ですが、だんだん整理できなくなってきます。

Amazonは「キーワード検索できるから問題ないだろう」と考えているかもしれませんが、何となく○○ジャンルの本を読みたい時には検索は役立ちません。

続き物の小説がバラバラに表示される

複数巻の小説などが1冊ごとに表示されます。まとめてフォルダのように表示されれば便利ですが、電子書籍のアプリにはフォルダを作る機能がありません。

無料の本が混在している

Amazonでは、以下のような無料本が、購入した本を混ざって表示されます。

  • 期間限定の無料本
  • サンプル用の分冊版
  • 無料だから買ったものの大して好きではない本

無料だからと言って何十冊もダウンロードしていると、本当に読みたい本が見つけられない状態に……。
フォルダ分けもされないので、気持ち悪い感覚になります。

ストアを統一しないことで解決した

電子書籍ストアは、Amazonと楽天以外にもいくつかありますよね。私はストアを使い分けることで本の整理問題を解決しました。

  • ebook Japan
  • Book Live
  • honto
  • BOOK WALKER

購入目的やジャンルごとにストアを使い分けます。

ストアの使い分け

仕事用の本
仕事用の本を買うストアを1つ決めます。そこでは業務に必要な本、スキルアップのための本しか買いません。

実用書を探しやすい、楽天やAmazonが候補です。

本当に好きな本
本棚に残しておきたいような本を買うストアを1つ決めます。そこでは無料本などは買わず、コレクションしたいと思えるような本を買います。

こちらも楽天やAmazonが候補です。電子書籍はストアが潰れるとデータが消えてしまうので、潰れなさそうな大きなストアを選びます。

色々な本の試し読み
書店に行って、気になった本を立ち読みする感覚で使うストアです。色々なジャンルで試し読みしたい本を買います。

候補はBookLiveです。「今日読めるのは○○冊」というように無料で読める本の冊数が表示されます。この記事の執筆時点では15,097冊が無料で読めました。

漫画アプリの比較(電子書籍の視点)

漫画アプリ一覧

ストアを統一しない管理方法にする場合、漫画の読み方が3つに分かれます。

  • 本当に好きな漫画
  • なんとなく読む漫画
  • 試したい漫画

本当に好きな漫画
自分の青春時代に読んだ漫画など、何度でも読み返したい漫画です。今回の管理方法で言えば楽天かAmazonで購入します。

なんとなく読む漫画
全巻読みたいけれど、コレクションしたいとは思えないものです。

試したい漫画
どんな漫画なのか知りたいときに1巻だけ読む、みたいな漫画です。

漫画アプリはほぼ使えなかった

電子書籍を買うタイプの漫画アプリはほとんどありませんでした。

  • お金を払っても広告が常時表示
  • 1話ごとに広告ページを経由する
  • 漫画ごとに購入方法が異なる
  • 漫画の品揃いに偏りがあり過ぎる(少ない)

基本的には、広告を見る代わりに毎日一定のポイントを受け取り、ポイントを消費して漫画を1話ずつ読む仕組みです。
無料ポイントが待てない場合は、ポイントを購入して漫画を読みます。

漫画によっては無料ポイントで読めないものもあります。
お金を払って読むつもりの人には、まったく向いていません。

大量の漫画アプリを使いましたが、試し読み専用アプリといった印象でした。

漫画を安く快適に読めるアプリ

安く快適に読めると思う条件をまとめました。

  • 漫画の品揃いが豊富
  • 1話ごとではなく、1冊単位で購入する
  • ポイント消費ではなく「本」として買えること
  • 漫画の安売りセールが実施されること

条件を満たす電子書籍ストアを検証します。

ドラマ化された「死役所」で検証

内容割引
honto
10冊で3289円
1-5巻
6-10巻
80%OFF
割引なし
BOOK☆
WALKER
割引なし
紀伊國屋書店割引なし
Book Live
10冊で2219円
1-5巻
6-10巻
66%OFF
50%OFF
ebook Japan1-5巻
6-10巻
66%OFF
50%OFF

この時点で、割引のなかった角川のBOOK☆WALKERと紀伊国屋書店を候補から外します。

アニメ化された「ゆるゆり」で検証

内容割引
honto
13冊で4224円
1-5巻
6-10巻
11-13巻
90%OFF
30%OFF
20%OFF
Book Live
13冊で5082円
1-3巻
4-5巻
6-13巻
90%OFF
50%OFF
20%OFF

ebook Japanも、Book Liveと同様の割引でした。

検証の結果

以下の3ストアが今回の目的に合っているストアでした。

  • honto
  • ebook Japan
  • Book Live

ただし、ebook Japanも、Book Liveもアプリからセール本を探すことができません。ブラウザでサイトを開き、サイトから購入してアプリで読む流れになります。

漫画アプリ紹介(試し読み用)

マンガワン

  • 小学館
  • 全巻イッキ読みイベントあり
  • ライフを消費して1話ずつ読める
  • 9時と21時にライフを回復
  • 1日に最大8話まで読める

マンガBANG!

  • メダルを消費して1話ずつ読める
  • 9時と21時にメダルを回復
  • 1日に最大8話まで読める
  • (広告5回見ると)追加で5話読める

マンガUP!

  • スクエニ
  • 第一話が無料
  • MPを消費して1話ずつ読める
  • 8時と20時にMP回復
  • 1日8話まで読める

マンガPark

  • 白泉社(ララ、花ゆめ、ヤングアニマル)
  • コインを消費して1話ずつ読める
  • 6時と21時にコイン回復
  • 1日8話まで読める

その他のアプリ

23時間ごとに1話読めるアプリです。

  • LINEマンガ
  • サンデーうぇぶり
  • ピッコマ

電子書籍の読み放題はどれがいい?

電子書籍の読み放題は、得する人・損する人がハッキリ分かれるサービスです。

読み放題で損する人

漫画の読み放題に期待する人
まず、漫画の読み放題を見てみると「1万冊~4万冊が読み放題!」というのがウリ文句です。でも実際に読めるのは、古本屋で10円セールになっているようなマイナー漫画ばかり。もしくは、無料マンガアプリで読める漫画です。

漫画目的の人に価値がありそうなのはAmazonの「Kindle Unlimited」か「U-NEXT」になります(理由は後述)。

雑誌を読まない人
雑誌の読み放題で得するのは、毎月必ず1冊以上の雑誌を買っている人です。買う頻度が少ない人は、普通に雑誌を買ったほうがいいですね。

読み放題で得する人

雑誌を2冊以上買う人
毎月2冊以上の雑誌を買う人は、絶対、読み放題にしたほうが得です。値段が安い&読みたい雑誌のあるサイトを選びましょう。

幅広い本を読みたい人
少し話題になったけど買うほどでもない本とか、色々なジャンルに興味がある人は「Kindle Unlimited」です。実用書~漫画まで、ある程度の本が揃ってます。また、読み放題の対象本がどんどん更新されていきます。

動画の見放題も検討してる人
動画の見放題+雑誌の読み放題+1200円分の本という変わったサービスを提供してるのが「U-NEXT」です。月額サービスが1つのアプリに統合されてます。動画見放題12社ほど調査した結果、最も動画数が多いのがU-NEXTでした。

月額の読み放題サービスを表にします。

種類サービス月額体験
雑誌楽天マガジン380円31日
雑誌dマガジン400円31日
漫画/小説
雑誌/実用書
ブックパス562円30日
オール
ジャンル
Kindle Unlimited980円30日
漫画コミックシーモア1480円7日
雑誌/動画
1200円
U-NEXT1990円31日
雑誌/漫画ブック放題500円31日

※ブック放題はアダルト本も読み放題の対象になっています。お子様のいるご家庭で契約するときはご注意ください。

※U-NEXTは雑誌読み放題のほか、毎月1200円分のポイントが補充されます。ポイントを使って、(取り扱いのある全ての本から)好きな本を購入できます。毎月1200円分の本が買えます。