最近はビデオゲームを使った試合を競技化したe-Sportsが話題になっています。ゲームの賞金やスポンサー料で収入を得るプロゲーマーという職業も有名になってきました。
そんなオンラインゲームですが、PCや家庭用ゲーム機からオンラインに接続しても回線エラーやラグなどの問題でまともに遊べないことがあります。1秒未満のラグであっても格闘ゲームやFPSプレイヤーにとっては致命的ですね。
私が以前契約していたプロバイダでは定期的に2秒以上のラグが発生し、
- 動きがカクカクする
- 敵がワープするする
- コマンドが反映されない
などの問題がありました。すぐにネット回線を変えました。
少しでも快適にFPSや格闘ゲームをプレイするために、FPS向けプロバイダのおすすめについて調査しました。
ネット回線とラグの基礎知識
ラグをなくすにはPingをチェック
ラグが起こったときはネット回線のスピードを気にしがちですが、本当に大切なのはPing値です。
Ping値は少量のデータを運ぶときのスピードと思えばいいでしょう。
たとえばFPSで射撃ボタンを押したとき、送信するメインのデータは座標と射撃ボタンを押したことの2つだけです。
これはテキストにして数文字のデータです。めちゃくちゃ少量のデータなので「1ギガバイトの光回線!」……みたいに大容量を速く送る性能は求められていません。
少量データが素早く届くことが重要です。
Ping値は低いほうがいい
Ping値の単位はms(ミリ秒)です。
Ping値が100msなら0.1秒で少量データが送れます。
Ping値が500msなら0.5秒で少量データが送れます。
オンラインゲームのPing値の目安
ゲームによって必要となるPing値は違います。やっているのがトランプゲームなら遅くても問題ありませんよね。
低いPing値が求められるのはアクション性が高いゲームです。
- 格闘ゲーム
- FPS
- TPS
- MOBA
この4ジャンルは30ms以下が推奨されます。理想のPing値は15ms以下です。
プロゲーマー6人のネット回線を調査
「ゲーマー名+回線」「ゲーマー名+プロバイダ」を検索し、情報が出てくるかどうかを調査します。
※検索結果をまとめたものです。大いに間違ってる可能性があります
FPSのプロゲーマー
DustelBox
Battlefield4やPUBGで有名なDustelBoxさんの検索結果です。
ネット回線
→フレッツ光
hoshimi
Overwatchで有名なhoshimiさんの検索結果です。
ネット回線
→ソフトバンク光
SHAKA
AVAで有名なSHAKAさんの検索結果です。
ネット回線
→マンションタイプ
格闘ゲーム
はつめ
ストリートファイター5のキャミィ使いとして有名なはつめさんの検索結果です。
ネット回線
→情報なし
ウメハラ
EVO2連覇や背水の逆転劇で有名なウメハラさんの検索結果です。
ネット回線
→情報なし
あばだんご
スマブラXで有名なあばだんごさんの検索結果です。
ネット回線
→フレッツ光からauひかりへ
まとめ
本当は6人以上調べているのですが皆さん情報がなかったので省略しています。
今回の調査でわかったことはプロゲーマーも回線に悩まされているということです。ネット環境は回線やプロバイダだけでなく住んでいる場所・時間帯・対戦相手との回線相性でも変わるため、一概に「ここのプロバイダが最強!」とは言えないようです。
結局のところ色々な回線・プロバイダを試すことが最適解です。
うちのPing値をチェックしてみた
我が家の環境はDMM光マンションタイプ(集合住宅向け)です。IPv6プラスのオプションを有効にしてます(オプションは無料)。
Ping値は22msでした。
今のところ格闘ゲーム、TPS、モンハン、ボンバーマンが快適に動いています。
節約しながら色々な回線・プロバイダを試す方法
ネット回線を契約するとき、たいていは1年縛りや2年縛りなどの契約期間が設けられています。期間中に解約すると3,000円~3万円程度の違約金を支払わなければなりません。
そこでおすすめなのが「契約期間なし」もしくは「1ヶ月単位」で契約できる回線を選ぶ方法です。
以下の5つのプロバイダは、プランによって違約金0円の契約が可能です。
- So-net光
- DTI光
- エキサイト光
- ぷらら光
- とくとくBB
最初に違約金のかからないプロバイダを試し、違約金の高いプロバイダ(たとえばeo光ネットの違約金2万7千円)を後回しにすることで効率よく複数の回線を試すことができます。
また、サイトによっては違約金を負担してくれたり、違約金と同額のキャッシュバックが受けられるキャンペーンをやっています。
具体的なプロバイダ選びについては、以下の2つのページを参考にしてください。