引っ越し前の手続き一覧
引越し前の市役所
次のうちどれか1つでも当てはまったら市役所に行く必要があります。
- 国民年金に加入している
- 国民健康保険に加入している
- 印鑑登録をしている
- 別の市へ引っ越す
- 犬を飼っている
当てはまらない人は市役所の手続きはありません。
手続きの期限
引っ越しの14日前から手続きが可能です。
市役所に持っていくもの
次の4つを持っていきます。
- 身分証明書(免許証)
- 保険証
- 国民年金手帳
- 印鑑
- マイナンバー
窓口で引っ越すことを伝えると以下の3つのうちで必要な手続きとそのやり方を教えてくれます。
- 国民年金の手続き
- 国民健康保険の手続き
- 転出届け
印鑑登録の廃止
上記に加え、印鑑登録をしている人は登録印を持ってきます。印鑑登録の廃止届けを出します。
ペットの手続き
犬を飼っている人は狂犬病予防法があるので住所変更の手続きをします。手続きの流れは市役所の生活課などで確認してください。
郵便物の転送届
基本的に全員に必要な手続きです。前の住所に届いた郵便物を新居に転送して貰えます。
場所は郵便局。持ち物は身分証明書(免許証)です。
窓口に「引っ越すので転送届け出したい」と伝えればOKです。転送開始日のところに引っ越す日の日付を記入します。
引っ越し後の手続き一覧
手続きの期限
引っ越し後、14日以内に手続きをします。
市役所に行く
引っ越したあとは市役所での手続きが必要です。対象は全員です。
持ち物は以下の3つ。
- 身分証明書(免許証)
- 印鑑
- 転出証明書(持ってる人だけ)
別の市から引っ越した人→「転入(てんにゅう)届けを出したい」と言えばOK
同じ市から引っ越した人→「転居(てんきょ)届けを出したい」と言えばOK
国民年金や保険に加入している人は一緒に年金の手続きもします。
免許証の住所変更
運転免許証を持っている人は近くの警察署に行きます(交番ではなく警察署なので注意)。
窓口で「引っ越したので住所変更したい」と伝えれば手続きをしてくれます。持ち物は次の2つです。
- 運転免許証
- 住民票
車を持っている人は必要に応じて車庫証明申請も行います。
自動車の手続き
車を持っている人は管轄する陸運局で自動車の手続きを行います。遠方に引っ越した場合はナンバープレートが変わります。
引っ越しの1ヶ月前にやること
新居を決める
サイトで物件を検索
アパマンショップの賃貸情報や
SUUMO(スーモ)で物件を検索。以下のポイントを比較しながら新居を探します。
- 家賃
- 間取り
- 駅の距離
- 防音(木造/コンクリ造)
- 床(フローリング/畳)
- エレベータ有無
- 築年数
- 洗濯機置場
- 駐車場の有無
- バストイレ別
- 冷暖房
- オートロック
- 周辺のお店
問い合わせる
気に入った物件があれば問い合わせボタンを押してメールを送ります。
ショップに行く
問い合わせ後は近場のショップに行って説明を受けます。その時に似たような条件の別の物件も紹介して貰えます。
下見をする
気になった物件があれば「下見させてください」といって下見をします。3件くらい見て回るのが一般的です。
駐車場を決める
物件に駐車場がない場合は月極駐車場を探します。Googleの検索で住んでいる場所 月極駐車場と検索すれば近くの駐車場が見つかります。利便性を考えると徒歩5分以内がおすすめです。
初期費用をチェックする
仲介手数料・敷金・礼金・保険・前払い家賃でかかる初期費用をチェックします。全部で家賃の4倍くらいをみておけばいいでしょう。
引越し日を決める
物件が決まったら引越し日を確定します。場合によっては「引っ越し前に荷物だけ運んでもいい」と言われることもあります。
契約する
不動産屋さんに入居申込書を貰います。これに必要事項を書いて提出すれば契約完了です。入居申込書には氏名、現住所、勤務先、連帯保証人を記入して印鑑をおします。
連帯保証人は一般的に両親、兄弟、子供など、身内にお願いします。保証人に該当する人がいない時は家賃保証会社を使います。お金を払うことで保証人を代行して貰うサービスです。
現住所の解約
住居の解約
管理会社(または大家さん)に電話して賃貸の解約をします。退去日を伝えれば、あとは向こうから説明があります。最終日に鍵を返して解約完了です。
駐車場の解約
管理会社に電話して解約をします。郵送で書類が送られてくるので記入して返送すれば解約完了です。
子供の転校届
担任の先生に引っ越すことを伝えます。転校についての説明を受け、書類を提出して完了です。
習い事の解約
塾や習い事、ジム、スイミングスクールなどを解約します。
固定電話の引っ越し
「116」に電話をかけて引っ越すことを伝えます。あとはNTTの案内通りに手続きすればOKです。
ネットの解約
今契約している回線とプロバイダに電話をかけて解約します。セット契約なら一発解約できますが、回線とプロバイダ会社が違うときはそれぞれに電話をかけないといけません。
最初に回線会社(フレッツ、auひかり、Nuro)に電話をかけ「プロバイダも一緒に解約されますか?」と尋ねると安心です。
賃貸保険の解約
賃貸アパート・マンションに入居する際、火災保険や賠償保険に加入することがあります。多くの保険は2年単位の契約です。途中で解約すると還付金が貰える可能性があるので保険会社にも電話しておきましょう。
引っ越し業者を決める
持ち物整理
業者を探す前に持っていくもの・捨てるものを決めておきます。捨てるものが曖昧だと正確な見積もりができないからです。
見積もりをする
引越し業者はたくさんあります。安く引っ越すためには複数社に見積もりを取りましょう。一括見積もりサービスを使うと便利です。
引越し価格ガイド系サイトはキャッシュバックがあるので安く済ませたい人におすすめです。見積もりを簡単に終わらせたい人は
【引越しラクっとNAVI】系サイトのほうがいいでしょう。
引っ越しを依頼
業者が決まったら引っ越しを依頼します。引越し業者は早めに決めるほど値下げがしやすくなります。
引越し2週間前にやること
荷造りの準備
不用品を処分する
引越し先に持っていかないものを処分します。最近は捨てるにもお金がかかるので中古ショップやオークションで売りましょう。
使わないものを梱包
捨てないけれど引っ越しが終わるまで使わないものがあれば梱包してしまいましょう。引越し業者に梱包を依頼しているなら一箇所にまとめておくだけでもOK! 引っ越しが早く終わります。
高級品を梱包
高級品の梱包を業者に頼むのはトラブルのもとになります。壊れやすいものや高級品は予め自分で梱包しておくのが安全です。
ネットの契約
引越し先でネット契約の予定があるなら2~3週間前に申し込んでおくとスムーズです。
引越し1週間前にやること
水道光熱の手続き
水道・電気・ガスの停止手続きをします。それぞれに電話をして停止日を伝えればOKです。電話番号は入居時に貰ったパンフレットなどに書いてあります。
なくしてしまった場合はネットで住んでいる市 水道といったキーワードで検索するとヒットします。
冷蔵庫の水抜き
引っ越しの前日になったら冷蔵庫を空っぽにします。食べきれない食材がある場合は冷凍してクール宅急便で新住所に送ることもできます。
冷凍庫の氷をすべて捨ててコンセントを抜きます。
引越し当日の朝になったら冷蔵庫の下にある蒸発皿の水を捨てて水抜き完了です。
洗濯機の水抜き
引っ越しの前日になったら洗濯機のホースを外します。ホース内の水をすべて捨てて水抜きしておきます。
引越し当日にやること
荷物の運び出し
荷物を運び出します。百均で掃除シートを買っておき、終わったら拭き掃除をします。
キレイしておけば退去時の清掃費が安くなります。
水道光熱の手続き
水道・電気・ガスの利用開始手続きをします。賃貸ならパンフレットに書かれた番号に電話して開始できます。
電気
電気がつかない場合、ブレーカーが切れているかもしれません。玄関や廊下にあるブレーカーのスイッチがオンになっているかチェックしましょう。
水道
水道が出ない場合、元栓が閉まっているかもしれません。水道メーターの近くにあるバルブが閉まっていないかをチェックしましょう。
ガス
ガスの開栓には立会が必要な場合があります。事前にガス会社に連絡しておき、都合のいい時間帯を伝えておくとスムーズです。
引越し後にやること
勤務先への住所変更
引っ越しが終わったら速やかに人事に書類を提出します。通勤ルートが変わる場合は交通費も再申請します。
各サービスの住所変更
各種サービスの住所変更を行います。
- 銀行の住所変更
- 携帯の住所変更
- 生命保険の住所変更
- クレジットカード
変更の方法は次のいずれかです。
- 店舗に行く
- 電話をかける
- 電話をかけて書類を取り寄せる
引越し後の買い物
新生活に必要なものは次のページにまとめました。