若く結婚した2人暮らし向け
大学卒業後に就職してすぐに結婚したとか、経済的に当面は子供を育む予定がないという2人暮らしを想定しています。
安い賃貸を借りたいけど、最低限の部屋サイズや間取りを知りたい時に活用してください。
この記事では
- 部屋数の決め方
- 風呂トイレの間取り
- キッチンの大きさと負担
などについてまとめています。
守るべき部屋数のルール
もし新婚から同じ場所に3年以上暮らす予定があるなら、
- 2DK
- 2LDK
の物件がおすすめです。結婚生活では2部屋あることが非常に重要です。
どうして2部屋必要なのでしょうか。
その理由は人間の「本能」にあります。
脳内物質が減ってくる
恋は3年で終わるといった言葉を聞いたことはないでしょうか。
恋愛をすると2~4年ほどはドーパミンという脳内物質が放出され、脳が恋愛モードになっています。
恋愛モードになると……。
- 些細なことを許せる
- 嫌なところも好きだからOK
- 側にいることが幸せ
というように感じます。
しかし、時間が経過すると恋愛モードは解除されてしまいます。
家族モードへ
家族モードになると、相手の悪いところが目につきやすくなります。
実家の家族を想像してみてください。
お父さんウザい、お母さんウザい、兄弟姉妹がウザい……。
愛はあるけど、同時にウザさもあるという状態だったのではないでしょうか。
「嫌なところもあるけど、それでも一緒に居たい!」
これが本当の愛だと思います。
2部屋が長続きのコツ
喧嘩をした時、ゆっくり休みたい時、2部屋あることによってプライベートの時間を作ることができますね。
1部屋だと、常にお互いが見られているので、無意識に疲れが溜まってしまいます。
プライベートがないことは、
- カップルが別れる原因
- 離婚する原因
にもなっているので、幸せな結婚生活を長く続けるためには2部屋以上というルールが重要になります。
※もちろんずっと1部屋で上手くいっているカップルもあります。これはあくまでも「破局しやすい」という確率的な話です。
広さで決まる家事の大変さ
風呂・トイレは別がいい
賃貸物件には、「お風呂とトイレが一緒のユニットバス」と「お風呂とトイレが別のタイプ」がありますよね。
ユニットバスで大変なのは掃除です。
シャワーカーテンを使っても水しぶきがトイレに飛びますし、湯気によっても床が濡れます。
トイレが別なら
トイレの床はあまり汚れません。
床に落ちる髪の毛やホコリの量も少ないため、1週間に1回の掃除でも充分ですし、すぐに掃除が終わります。
トイレが一緒だと
トイレの床のホコリが湯気で濡れ、グチャグチャの黒い物体になります。
頻繁に掃除しないといけません。
家事の負担を減らすなら、お風呂・トイレは別のほうがいいでしょう。
キッチンは広めがいい
料理に時間がかかる
狭いキッチンでは、料理の効率がかなり落ちます。
野菜を切るスペースも限られますし、ボウルやバットを広げて同時に作業することが出来ません。
キッチンが狭いだけで、料理の負担がぐっと上がります。
片付けが大変
流し台が狭いとフライパンや鍋を洗うのが大変。
食器のつけ置きも難しくなります。
料金を比べよう
物件を決める前に「家事の負担」と「料金」を比べて、2人で話し合うのがおすすめです。
家事を全くしないタイプの男性は、キッチンサイズと大変さの関係を理解してくれないことが多く、適当に決めるとあとあと揉める原因になります。
「家賃」と「手間」のどちらを取るか、お互いに納得のいく物件にしたいですね。
この記事のまとめ
- 部屋は2部屋以上がおすすめ
- 風呂、トイレは別がいい
- キッチンが狭いと料理が大変