図書館の節約術を紹介します。
「図書館って本の節約じゃないの?」「リクエストのやり方を知りたい」という人向けです。
図書館の弱点を克服するアプリも紹介します。
図書館の節約「12の活用法」

1.電気代345円の節約
月に5回、図書館で4時間過ごすと、夏のクーラー代を345円節約できます。
ファミレスと違って、長くいても注意されないのがいいですね。
2.本のスペースを節約
部屋に本を置かず、ミニマムな生活を送れます。
モノが少なくなるので、掃除が楽です。
あと、廃品回収に出さなくていいので、ゴミ捨ても楽です。
3.デート代の節約
食べ歩き、アミューズメントに飽きたら図書館!
- ゆっくりと本を読む幸せ
- お互いのおすすめの本を読んでみる
- あとで読んだ本の感想を話す
夫婦の、休日の過ごし方がマンネリのときも使えます。
常にトップスピードで遊ぶよりも、ジェットコースターのように緩急をつけたほうが楽しめます。
4.旅行に行く前に使う
旅行雑誌を借ります。
- るるぶ
- まっぷる
- ことりっぷ
- 地球の歩き方
旅行雑誌は「1回読んだら終わり」ってことが多いので、図書館で済ませやすいです。
沖縄旅行に行くなら、るるぶ(沖縄)とまっぷる(沖縄)の両方を借ります。
2冊なんて贅沢ですよね。もし買う場合だったら、どっちか1冊だけだと思います。
5.雑誌やdマガジン代の節約
雑誌を買ってる人や、dマガジンで読み放題にしてる人の節約に使えます。
図書館って、意外に雑誌の種類がめちゃくちゃ豊富です。
過去の雑誌(バックナンバー)も読めます。
6.レシピ本を借りる
図書館なら、色んなレシピ本を借りて「お試し」できます。
レシピ本って、味の好みに合う・合わないがありますよね。
いっぱい借りたら好みの本が見つかります。
気に入ったレシピをメモすれば、本を返したあとも作れます。
7.DVD(映画、アニメ)を借りて節約
図書館でDVDを借りれば料金0円!
ゲオやツタヤだと100円かかるので、その分を節約できます。
8.パソコンが無料
スマホより大きな画面で調べ物ができます。利用時間が決まってます(たいてい1時間)。ネットカフェで1時間過ごすよりお得です。
9.読んでみたいけど、買うほどじゃない
そういう本を、図書館でリクエスト(取り寄せ)します。
リクエストは無料です。
リクエストのやり方
- 図書館のカウンターに行く
- 欲しい本の情報を伝える(名前や出版社)
- 他の図書館から取り寄せてくれる
- 他の図書館にない本は買ってくれる
注意点は、リクエストできる数の上限があること。
図書館によって、5冊~20冊のリクエストを受け付けてます。
10.Web予約でストレスなし
図書館のサイトに行くと、本の検索ができて、そこから予約できるようになってます。
札幌の図書館だったらこんな感じ↓です。

予約ボタンを押して、「貸出券の番号」を入力すればOK!
あとは図書館に行って借りるだけです。
11.カーリルの一括検索が便利

カーリルは全国7,000以上の図書館から、貸し出し状況をリアルタイム検索するサイトです。
登録やログインなしでも使えます。
ワードを入れて、図書館を選べば、貸し出し状況がわかります。
12.ブクログと併用してWeb本棚を作る

ブクログは、自分の読んだ本のメモや感想を残せるSNSです。
図書館で借りた本は手元に残らないのが弱点……。
何冊読んでも達成感が少ないんです。
そんなとき、ブクログに記録を残せば、読んだ本をリスト化できます。
アプリの中に仮想的な本棚を作れるので、「これだけ本を読んだぞ!」という達成感があります。
図書館の活用で「こども費」を節約
図書館の絵本は、無料で才能を伸ばす
図書館で借りれば絵本代はタダ!
しかも、色んな絵本を読んであげられます。
小さい頃に触れた情報の数で、こどもの才能は開花します。
たくさんの種類の絵本を読んであげると感受性が高まります。
小さい頃に、英語スクールに行ったり、ピアノをやるのも同じ理由です。経験が多いほど、こどもの能力が伸びやすくなります。
Youtubeより本を読むようになる
「Youtubeを見せとくと大人しい」
でも!
それだと、「読む力」が育っていきません。
自分の小さい頃を思い返してみてください。
子供のときに見た図鑑や、絵本ってなんとなく覚えてますよね。
でも、15日前に見た「まとめサイト」の内容は覚えてますか?
ネットの情報はスピード感があって量が多いため、脳がスルーしてしまうんです。
本を手に取ると、脳は「じっくり読むモード」に切り替わります。
動画ばっかりにならないように、本をたくさん借りてあげましょう。
値段の高い図鑑を借りれる
大きな図鑑は2,000円~3,000円するので、なかなか買ってあげられません。
図書館なら無料で読めます。
これは図書館ならではのメリットと言えますね。
気に入った本は2回目も借りれるので、同じ本を何度でも読めます。
「静かにすること」を覚えられる
一緒に図書館に行けば、「静かにするタイミング」を学べます。
図書館って本当に静かです。
こどもにとっても、「騒いじゃダメな場所」だとわかりやすい!
ファミレスで「騒いじゃダメ!」って注意しても、周りの大人はお喋りしてるわけじゃないですか。
「喋る」と「騒ぐ」の違いは、こどもには分かりづらいですよね。
図書館は誰も喋ってないので、静かにするタイミングを覚えるいい機会になります。
「借りたものを返す」を教える
本を借りることで、「買ったもの」と「借りたもの」の違いが学べます。
- 借りたものは綺麗に使う
- 期限のうちに返す
- いったん返してから次のを借りる
小さい頃から貸し借りの文化に触れておけば、友達にモノを貸してあげられる子に育ちます。
ちなみに、レンタルショップはちょっと違います。
DVDを借りてもモノを借りる感覚が薄いです。
DVDをプレイヤーに入れるのは大人がやりますし、こどもからすると、モノを借りたことにならない。自分の手にとって、触ったり、めくったりできる本のほうが「自分が借りたんだ」という意識になります。
こどもが本を破いたときの対処法
借りた本をこどもが破いてしまった……。
くわえて濡らしてしまった……。
そんなときの対処法を紹介します。
セロテープで補修しない
図書館では、専用の道具を使って本を修復します。
破けた本は、そのままの状態で図書館に持っていきましょう。
館員さんとのやりとり
- 図書館のカウンターに行く
- 謝罪→事情を言う「こどもが破いてしまいました」
- 修復できるか館員さんがチェックする
- 修復可能なら、弁償なし
次は弁償が必要な場合です。1~3までは同じです。
- 修復ができない→弁償あり
- 同じ本(または指定された本)を自分で買う
- 新品本をカウンターに持っていく
- 破けた本を貰う
- 終わり
最後に破けた本を貰えます。
「新品で買ったものをこどもが破いてしまった」と考えれば、そこまで大きなマイナスにはならないですね。
こどもに破けた本を渡さない
図書館で貰った破けた本は、隠しておく、または捨ててしまいましょう。
よくあるのが以下の流れです。
親「今度から破いちゃダメだよ」
子「はーい」
親「じゃあこれ、破けた本を貰ったよ」
子「やったー」
こども視点では、「本を破いた→本が貰えた」という成功体験になります。これを繰り返すと破きグセがつきますので、本は隠しておいたほうがいいんです。
「本を綺麗に使った→褒められた」
こういう成功体験を増やすことで、自然と本を綺麗に使うようになります。
以上、図書館の節約術(12の活用法)&こども費の節約術でした。