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日常で使うとカッコイイことわざ一覧
役立つことわざを教えて
『ショウガは田植え歌を聞いて芽を出す』
ショウガが芽を出すのは5月。その時期に田植えを始めると丁度いい。
☆
カレンダーのない時代にタイムスリップしたらショウガを植えよう。ショウガが芽を出したタイミングで村人に「田植えしよう!」とアドバイスすれば尊敬される。
ことわざ一覧1~100
ことわざ | 読み | 意味 |
---|---|---|
あつものに懲りてなますを吹く | あつものにこりてなますをふく | 熱いもので口の中を火傷すると冷たいなます料理でも冷まそうとする。失敗すると無駄な用心をすること。 |
イワシ七度洗えば鯛の味 | いわししちどあらえばたいのあじ | イワシでも洗って悪い脂を落とせばタイのように美味しくなる。 |
うどの大木 | うどのたいぼく | 大きくても役に立たないという意味。 |
えせ侍の刀弄り | えせざむらいのかたないじり | 弱い侍に限って人前で刀をひけらかす。実力がない人ほど大きく出ることのたとえ。 |
お茶を濁す | おちゃをにごす | 茶道を知らない人がお茶を泡立てて抹茶を作った。転じて適当なことでその場を誤魔化すこと。 |
お茶を挽く | おちゃをひく | お茶を挽いて暇な人が抹茶をつくっていた。暇なことを意味する言葉。 |
コンニャクのうらおもて | こんにゃくのうらおもて | 表も裏も似ていて区別できないという意味。 |
コンニャクは体の砂払い | こんにゃくはからだのすなばらい | コンニャクは食物繊維が豊富で体内に溜まった砂も流せるという意味。 |
タコのあら汁 | たこのあらじる | タコには「あら」がない。あり得ないことのたとえ。 |
ただより高い物はない | ただよりたかいものはない | ただで物を貰うと恩が生まれて結果的に損してしまう。 |
フグは食いたし命は惜しし | ふぐはくいたしいのちはおしし | フグは食べたいけれど毒で死にたくない。メリットとデメリットで迷っているという意味。 |
へそで茶を沸かす | へそでちゃをわかす | 大笑いするぐらい面白いという意味。 |
ペンは剣よりも強し | ぺんはけんよりもつよし | ペンで言葉を書いて伝えることが、剣による武力行使よりも有効であるという意味。 |
ミイラ取りがミイラになる | みいらとりがみいらになる | ミイラを探査しに行った者がそのまま命を落としてミイラになってしまう。人を探しに出かけた人が戻ってこないことのたとえ。 |
みかんが黄色くなると医者は青くなる | みかんがきいろくなるといしゃはあおくなる | みかんが黄色になる時期は過ごしやすい季節なので体調が良くなって医者にかからなくなる。 |
粟とも稗とも知らず | あわともひえともしらず | 偉い人はアワとヒエの違いもわからない皮肉。 |
安物買いの銭失い | やすものがいのぜにうしない | 安いものを買うとすぐに壊れたりして結局はお金を無駄にしてしまうという意味。 |
為せば成る為さねば成らぬ何事も | なせばなるなさねばならぬなにごとも | 行動すると出来るが行動しないと出来ない。どんな物事もその気になったら出来るという意味。 |
衣食足りて礼節を知る | いしょくたりてれいせつをしる | 礼儀作法は、食べ物や着るものが揃っていて十分に生活できる人が学ぶもので、食事も服もなければ礼儀どころではないという意味。 |
医者と味噌は古いほうがいい | いしゃとみそはふるいほうがいい | 年齢を重ねた医者は経験豊富で、味噌も時間が経つと熟成される。 |
井の中の蛙大海を知らず | いのなかのかわずたいかいをしらず | 狭い範囲で結果を残すと、自分が何でも知っているように思ってしまうという意味。 |
一円を笑う者は一円に泣く | いちえんをわらうものはいちえんになく | 1円をバカにする人は1円で困るようになる。多少のお金も雑に扱ってはいけないという意味。 |
雨が降ろうが槍が降ろうが | あめがふろうがやりがふろうが | 雨ならもちろんのこと、たとえ槍が降ったとしても行動するちおう強い意志を指す言葉。 |
雨後春筍 | うごしゅんじゅん | 雨が降るとタケノコが増える。勢いよく増える様子。 |
雨降って地固まる | あめふってじかたまる | 喧嘩をしたり争ったあとは以前よりも仲良くなれるという意味。 |
嘘も方便 | うそもほうべん | 物事を教えるために必要な嘘もあるということ。 |
雲泥の差 | うんでいのさ | 雲と泥のような違いがある。大きく違うことのたとえ。 |
栄螺の拳と白魚の手 | さざえのこぶしとしらうおのて | サザエのようにゴツい手と白魚のように美しい手。男女の対比に使われる。 |
縁の下の力持ち | えんのしたのちからもち | 人に知られない場所で他人のために頑張る人のこと。 |
塩辛を食おうとて水を飲む | しおからをくおうとしてみずをのむ | 塩からを食べると喉が渇くので先に水を飲んだが意味がなかった。手回しが良すぎて意味がないことのたとえ。 |
沖のハマチ | おきのはまち | ハマチは捕るのが難しい。確実性がないという意味。 |
下手な鍛冶屋も一度は名剣 | へたなかじやもいちどはめいけん | 腕のない鍛冶屋でも続けていると1つくらい名剣が打てるもの。転じて努力を続けると偶然上手くいくことがあるという意味。 |
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる | へたなてっぽうもかずうちゃあたる | 鉄砲が下手でも撃っていればそのうち的に当たる。たくさん行動すると1つくらい当たるという意味。 |
可愛い子には旅をさせよ | かわいいこにはたびをさせよ | 子どもが可愛いなら旅を経験させて苦労させたほうが良いという意味。 |
夏は熱いものが腹の薬 | なつはあついものがはらのくすり | 夏はお腹を冷やして夏バテになる。温かいものを食べることが健康に繋がるという意味。 |
果報は寝て待て | かほうはねてまて | 嬉しい報告は寝て待つくらいが丁度いい。幸福は自然の流れに任せたほうがいいという意味。 |
火の無い所に煙は立たぬ | ひのないところにけむりはたたぬ | 火気がない場所で煙は立たないことから、噂が立ったということは何かしらの原因があるはずだという考え。 |
禍を転じて福と為す | わざわいをてんじてふくとなす | 災難をうまく使って自分の利益に変える、変わること。 |
花は桜木、人は武士 | はなはさくらぎ、ひとはぶし | 花の最高峰は桜であり、人間の最高峰は武士だという意味。 |
花より団子 | はなよりだんご | 花を見るより団子を食べる。風流がわからないという意味。 |
我が身を抓って人の痛さを知れ | わがみをつねってひとのいたさをしれ | 自分の体をつねって痛さを感じ、その上で他人の痛みを思いやれという意味。 |
快刀乱麻を断つ | かいとうらんまをたつ | よく切れる刀で麻を切る。転じて複雑な問題を見事に解決するという意味。 |
海老で鯛をつる | えびでたいおつる | 海老のような小さな餌で高級なタイを釣ること。小さな出資で大きく稼ぐこと。 |
蛙の子は蛙 | かえるのこはかえる | カエルの子はおたまじゃくしになったあと最終的にカエルになる。親が凡人なら子も凡人であるというたとえ。 |
柿が赤くなれば医者が青くなる | かきがあかくなればいしゃがあおくなる | 柿が色づく季節は過ごしやすいので健康になり、医者にかかる人が減るという意味。 |
割った茶碗をついでみる | わったちゃわんをついでみる | 割れた茶碗をツギハギしても無駄な様子。どうしようもないことを諦めきれないという意味。 |
甘いものに蟻がつく | あまいものにはありがつく | 人間も蟻と同じように甘い話に集まってくる。 |
丸い玉子も切りようで四角 | まるいたまごもきりようでしかく | 状況がどうあれ言い方ややり方によって見え方が変わるという意味。 |
季札剣を挂く | きさつけんをかく | 季札は中国故事の登場人物。状況が変わっても約束を果たすことを意味する。 |
鬼に金棒 | おににかなぼう | もともと強い鬼がさらに金棒を持つ様子。強者が武器を手にしてさらに強くなるという意味。 |
鬼も十八、番茶も出花 | おにもじゅうはちばんちゃもでばな | 鬼のような娘でも18歳になると女らしくなる。安い番茶でも熱いうちに飲めば美味しい。タイミングが大事という意味。 |
急がば回れ | いそがばまわれ | 急いでいる時こそ安全に遠回りしたほうが早く着く。仕事を丁寧に、確実に仕上げたほうが良いという意味。 |
窮鼠猫を噛む | きゅうそねこをかむ | 普段は逃げ回るネズミでも追い詰められると猫を噛むことがある。転じて、追い詰められた弱者は強者に歯向かえるという意味。 |
魚は殿様に餅は乞食に焼かせろ | さかなはとのさまにもちはこじきにやかせろ | 魚はせかせか焼くと身が崩れるので殿様のようにゆっくり焼き、餅は焦げるので乞食のようにせかせか焼いたほうがよい。 |
魚を持ってハエを追う | さかなをもってはえをおう | 魚を持ちながらハエを追い払おうとしても魚の匂いで逆効果になる。手段を間違えると意味がないという意味。 |
魚心あれば水心 | うおごころあればみずごころ | 好意を寄せられると返したくなる。相手次第でこちらも態度を変えられる。 |
魚心あれば水心 | うおごころあればみずごころ | 好意を向けられると好意で返したくなる。相手が優しくするとこちらも同じようにするという意味。 |
強火の遠火で炎を立てず | つよびのとおびでほのおをたてず | 魚を焼く時は強火で表面を焼いて遠火で内部に火を通し焦がさないように炎を立てない。魚を焼くときの教訓。 |
玉磨かざれば光なし | たまみがかざればひかりなし | 宝石でも磨かなければ濁った石なのだから、才能がある人でも努力で自分を磨かなければ光らないという意味。 |
金の切れ目が縁の切れ目 | かねのきれめがえんのきれめ | お金がなくなると人間関係がなくなり縁が切れてしまうこと。 |
金の茶釜の七つもあるよう | きんのちゃがまのななつもあるよう | 自分の家には金の茶釜が7つあるという嘘のお金持ちアピール。転じて適当なことを言ってよく見せようとする様。 |
金は天下の回り物 | かねはてんかのまわりもの | お金は人を巡っていくものだからお金持ちはずっと続かないし貧乏も続かないという意味。 |
金持ち喧嘩せず | かねもちけんかせず | 金持ちは余裕があり喧嘩をしても損だと知っているので喧嘩をしないという意味。 |
九死に一生を得る | きゅうしにいっしょうをえる | 9割は死ぬような事故や災害で命が救われた様。 |
剣を売りて牛を買う | けんをうりてうしをかう | 刀を売って牛を買って農業をすること。争いをやめて平和に暮らすという意味。 |
研がずに鍛冶を恨むな | とがずにかじをうらむな | 切れ味が悪くなったとき刀を研ぎもせず鍛冶屋を恨んではいけない。転じて、自分で怠った努力を他人のせいにしてはいけない。 |
元の鞘に収まる | もとのさやにおさまる | もともとの鞘に刀を収めるとぴったりと戻る。別れた人がもとの関係に戻ることを意味する。 |
玄関で茶づけ | げんかんでちゃづけ | 玄関でお茶漬けを食べるくらい忙しいという意味。 |
言わぬが花 | いわぬがはな | 何もかも言うのではなく黙っておいてボカしたほうが価値がある場合もあるという意味。 |
虎穴に入らずんば虎子を得ず | こけつにいらずんばこじをえず | 虎の子どもを捕まえるならば虎の穴に入らなければならない。リスクをとらないと大きな利益は得られないことのたとえ。 |
五十歩百歩 | ごじゅっぽひゃっぽ | 差があったとしても大差ではないという意味。 |
後悔先に立たず | こうかいさきにたたず | 失敗を後悔しても意味がないということ。 |
光陰矢の如し | こういんやのごとし | 月日は矢のようなスピードで早く過ぎ去る。 |
口は災いの元 | くちはわざわいのもと | 不用意に発言すると災いの原因になるので言葉に気をつけるべきだという意味。 |
喉元過ぎれば鯛も鰯も | のどもとすぎればたいもいわしも | 喉を過ぎれば味覚がないのでタイもイワシも同じという意味。 |
喉元過ぎれば熱さを忘れる | のどもとすぎればあつさをわすれる | 口の中が熱くても飲み込んでしまえば平気になる。転じて、災いが過ぎ去ったあと、その苦しみを忘れてしまうという意味。 |
好きこそ物の上手なれ | すきこそもののじょうずなれ | 好きなことは繰り返しやって続けるので自然と上達するという意味。 |
糠に釘 | ぬかにくぎ | ヌカのような柔らかい場所に釘を打っても意味がない。効き目がないという意味。 |
今入三杯 | いまいりさんばい | あとから酒屋に入ってきた場合はすぐに三杯の酒を飲んで酔い具合を合わせろという意味。かけつけ三杯とも言われる。 |
砂糖食いの若死に | さとうぐいのわかじに | 甘くて美味しいものばかりを食べると体に悪いという意味。 |
罪を憎んで人を憎まず | つみをにくんでひとをにくまず | 人の罪は憎むべきだが、その人間までもを憎むべきではないという意味。 |
三つ子の魂百まで | みつごのたましいひゃくまで | 小さい頃の性格は大人になっても変わらないという意味。 |
三里四方の野菜を食べろ | さんりしほうのやさいをたべろ | 三里四方は約12kmを表す。12km以内の野菜を食べていたら新鮮なので健康によいという意味。 |
山椒は小粒でもぴりりと辛い | さんしょうはこつぶでもぴりりとからい | 山椒は小さい粒でも辛いことから、小さい者でも才能があって馬鹿にできないという意味。 |
残り物には福がある | のこりものにはふくがある | 残ったものには思いがけない幸せが残っているという意味。 |
思う念力岩をも通す | おもうねんりきいわをもとおす | できっこないと感じることでも思いを込めてやれば出来るという意味。 |
死んで花実が咲くものか | しんでかじつがさくものか | 草花も枯れてしまえば実もならないし花も咲かない。人間も死んでしまえば何も残らないということ。 |
時は金なり | ときはきんなり | 時間は貴重なもので金のような価値があるという意味。 |
蒔かぬ種は生えぬ | まかぬたねははえぬ | 何かを求めるならそれ相応の行動が必要だという意味。 |
七転び八起き | ななころびやおき | 7回転んでも8回起きあがれば問題がない。何度でも再起して努力を続けるという意味。 |
失敗は成功の基 | しっぱいはせいこうのもと | 失敗から反省を重ねることで成功に繋がるという意味。 |
湿り茶臼に鮨の押し | しめりちゃうすにすしのおし | 重いものを指す言葉。抹茶を挽くのに使う茶臼と、なれずしを作るときの重しはどちらも重いことから。 |
実るほど頭の下がる稲穂かな | みのるほどあたまのさがるいなほかな | 稲穂は実をつけると頭が垂れる。それと同様に、優れた人ほど腰を低くして謙虚に接するという意味。 |
捨てる神あれば拾う神あり | すてあるかみあればひろうかみあり | 見捨てる人もいるが助けてくれる人もいるという意味。 |
酒は酒屋に茶は茶屋に | さけはさかやにちゃはちゃやに | 専門家に任せたほうがよいという意味。 |
秋茄子は嫁に食わすな | あきなすはよめにくわすな | 体を冷やす秋茄子は体に良くないので嫁に食べさない意味。もしくはイジワルな姑が美味しい秋茄子を嫁に食べさせない意味。 |
秋刀魚が出ると按摩が引っ込む | さんまがでるとあんまがひっこむ | 按摩とはマッサージ師のこと。サンマが捕れる季節はマッサージの必要がないくらい元気になる。 |
終わり良ければ全て良し | おわりよければすべてよし | 途中経過が悪かったとしても最終的な結果が大切という意味。 |
習うより慣れろ | ならうよりなれろ | 知識で知るよりも自分で体験したほうが上達するという意味。 |
汁を吸うても同罪 | しるをすうてもどうざい | 小僧たちが味噌汁をつまみ食いする際、具を食べず、汁だけ飲んだ小僧も同罪である。少しでも悪事に加担すると罪になるという意味。 |
ことわざ一覧101~199
ことわざ | 読み | 意味 |
---|---|---|
渋柿の長持ち | しぶがきのながもち | 甘い柿と違って渋柿は長持ちする。役立たない人ほど長生きするという意味。 |
重いものは箸と茶碗 | おもいものははしとちゃわん | 箸や茶碗より重いものを持たない殿様を揶揄する言葉。何でも他人にやらせるという意味。 |
出る杭は打たれる | でるくいはうたれる | 優れていて飛び抜けていると憎まれる。 |
初心忘るべからず | しょしんわするべからず | 物事に慣れてきても最初に持った謙虚さや熱意を忘れるなという教え。 |
勝てば官軍負ければ賊軍 | かてばかんぐんまければぞくぐん | 争うは勝ったほうが正しく負けたほうが悪になるという意味。 |
勝負は時の運 | しょうぶはときのうん | 勝負の結果はラッキーとタイミングに左右されるので必ず強い者が勝つわけではない。 |
宵越しの茶は飲むな | よいごしのちゃはのむな | 淹れたてのお茶が1番美味しい。時間が経つと酸化して体に悪いという意味。 |
小豆と女のしょっぱいのには手がつかぬ | あずきとおんなのしょっぱいのにはてがつかぬ | 小豆は甘く煮たほうが美味しく、ケチな女は嫌われやすい。 |
小娘と茶袋 | こむすめとちゃぶくろ | 小娘は若い女の子を表す。茶袋と女の子は色がつきやすい(色気づく)という意味。 |
焼き餅焼くとて手を焼くな | やきもちやくとててをやくな | 嫉妬するのは仕方がないがそのせいで損害を出すなという意味。 |
焼け石に水 | やけいしにみず | 焼けた石に少しの水をかけても蒸発して石を冷やせない。少しくらい行動をしても効果がほとんど見られないことのたとえ。 |
笑う門には福来たる | わらうかどにはふくきたる | いつも笑っているような人のもとへ幸福がやってくるという意味。 |
食うてもその味を知らず | くうてもそのあじをしらず | 料理を食べているのに考え事をしていると味がわからない。何かをやる時に集中しないと目的を達成できないという意味。 |
食ってすぐ寝ると牛になる | くってすぐねるとうしになる | 食べて寝てを繰り返す子どもに対するシツケに使われる言葉。 |
親しき中にも礼儀あり | したしきなかにもれいぎあり | 親しい関係であっても礼儀を守ることは必要だという意味。 |
親の甘茶が毒となる | おやのあまちゃがどくとなる | 甘茶が濃すぎると中毒を起こして嘔吐することがある。子どもを甘やかすのは、その子の将来を考えると良くないという意味。 |
親の心子知らず | おやのこころこしらず | 子どもは親の気持ちを知らずに自分勝手に動くという意味。 |
身から出た錆 | みからでたさび | 刀の錆は刀自身から生まれる。転じて、自分の悪い行動によって悪い出来事が起きるという意味。 |
人の振り見て我が振り直せ | ひとのふりみてわがふりなおせ | 他人の行動を見て参考にすることで自分の行いを正すと良い。 |
人間万事塞翁が馬 | じんかんばんじさいおうがうま | 人間の未来は常にわからない。幸せと思ったことが不幸で、不幸だと思ったことが幸せかもしれないという意味。 |
人事を尽くして天命を待つ | じんじをつくしててんめいをまつ | 全力に取り組んだのならあとは天に任せるだけだという意味。 |
塵も積もれば山となる | ちりもつもればやまとなる | チリのように細かなことでも積もると山のようになる。何事も疎かにしてはいけないという意味。 |
雀の涙 | すずめのなみだ | ほんの少しの量であること。 |
生け簀の鯉 | いけすのこい | 生け簀の中にいて自由がない様子。死ぬことが決まっているという意味。 |
生姜は田植え歌を聞いて芽を出す | しょうがはたうえうたをきいてめをだす | ショウガが芽を出す5月頃が田植えの時期だという意味。 |
青は藍より出でて藍より青し | あおはあいよりいでてあいよりあおし | 藍は青というジャンルの1つなのに青よりも藍のほうが青が濃い。転じて弟子が師匠を超えて優れた人になるたとえ。 |
青菜に塩 | あおなにしお | 青菜に塩をかけると水分が抜けてしなっとなることから元気がない様子を表す。 |
青天の霹靂 | せいてんのへきれき | 晴れていても急に雷が鳴る。突然の出来事を指す。 |
昔の長刀、今の菜刀 | むかしのちょうとう、いまのながたな | 以前は戦場で使われていた刀も平和になると包丁として使われる。時代の変化でモノの価値が移り変わるという意味。 |
石の上にも三年 | いしのうえにもさんねん | 冷たい石の上でも3年も座ると温かくなる。転じて、しんどいことも長く続けると成果が出るという意味。 |
石橋を叩いて渡る | いしばしをたたいてわたる | 固い石橋でも叩いて渡るくらい用心深いこと。 |
早起きは三文の徳 | はやおきはさんもんのとく | 早起きすると良いことがあるという意味。 |
袖引き煙草に押し付け茶 | そでひきたばこにおしつけちゃ | 袖を引いて煙草を勧めたりお茶を押し付けたり、どちらも無理に相手をもてなす行為。もてなしも相手の希望を聞かないと迷惑になってしまうという意味。 |
損して得取れ | そんしてとくとれ | 一時的に損をしてもいいから最終的に得するように立ち回ったほうが良いという意味。 |
待てば海路の日和あり | まてばかいろのひよりあり | 今は天気が荒れて船が出せなくても、待てばチャンスがやってくるという意味。 |
鯛も一人は旨からず | たいもひとりはうまからず | 高級な食事でも1人で食べると寂しくて美味しくない。雰囲気が大切だという意味。 |
大は小を兼ねる | だいはしょうをかねる | 大きいものがあれば小さいものの役割も果たせるという意味。 |
大根を正宗で切る | だいこんをまさむねできる | 正宗のような有名な刀で包丁でも切れる大根を斬る様。何でもない物事に対して大袈裟に対処するという意味。 |
大飯食い箸を選ばず | おおめしぐらいはしをえらばず | 大食いの者は箸や盛り付けに興味を示さないという意味。 |
沢庵の重石に茶袋 | たくあんのおもしにちゃぶくろ | たくあんを漬ける時の漬物石の代わりに茶袋を使っても軽くて意味がない。効果がないという意味。 |
濁酒も茶よりは勝る | だくしゅもちゃよりはまさる | 安い濁酒でもお茶を比べたらマシという意味。 |
棚から牡丹餅 | たなからぼたもち | 思ってもみなかった幸運が舞い込んでくるという意味。 |
鱈腹食う | たらふくくう | タラは餌の量が多い。その食欲から自分の子どもを食べてしまうとも言われる。転じて満腹まで食べるという意味。 |
短気は損気 | たんきはそんき | 短気になってイライラして急ぐと結局は損してしまうという意味。 |
暖簾に腕押し | のれんにうでおし | のれんはふわふわとして腕を押し付けても手応えがない。張り合いがないという意味。 |
男は腰物、女は衣装 | おとこはこしもの、おんなはいしょう | 男なら腰に刀をつけ女なら衣装を着る。人によって大事なものは違うという意味。 |
知らぬが仏 | しらぬがほとけ | 知っていると悩んだり怒ったりしてしまうが、知らなければ仏のようにリラックスしていられるという意味。 |
地獄の沙汰も金次第 | じごくのさたもかねしだい | 現代はもちろん地獄さえも金で何とかなる。お金の力を示した言葉。 |
茶掛けに大幅なし | ちゃかけにおおはばなし | 茶掛けとは茶室の掛け軸。茶室の掛け軸は小さいほうがよい。転じて大きなものは不要という意味。 |
着物は長持ちから茶は鑵子から | きものはながもちからちゃはかんすから | 長持ちとは着物を入れる長方形のケースのこと。鑵子は茶の湯に使う釜のこと。物にはそれぞれ決められた場所があるという意味。 |
朝茶は七里帰っても飲め | あさちゃはしちりかえってものめ | 朝茶には災難を避ける効果があるので飲み忘れて旅立ったら七里を引き返してでも飲んだほうがいい。 |
鉄は熱いうちに打て | てつはあついうちにうて | 鉄を熱して柔らかい状態で打つように、人間も若いうちに努力したほうが良いという意味。もしくは物事をタイミングよく始めたほうがいいという意味。 |
転ばぬ先の杖 | ころばぬさきのつえ | 転ぶ前から杖を持って歩く。転じて、事前に失敗の予防策を打っておくこと。 |
冬至かぼちゃに歳をとらせるな | とうじかぼちゃにとしをとらせるな | カボチャは日持ちする野菜だが、冬至まで保存すると味が落ちてしまう。長持ちするものでも油断するなという意味。 |
刀の錆にする | かたなのさびにする | 血液に触れると刀が錆びる。人を斬るという意味。 |
桃栗三年柿八年 | ももくりさんねんかきはちねん | 桃と栗は目が出て3年で実がなり、柿は8年が実がなる。実がなるにはタイミングがあるという意味。 |
灯台下暗し | とうだいもとくらし | 灯台の根本が暗いように、身近なことほど見えにくいという意味。 |
豆を煮るのに豆殻を炊く | まめをにるのにまめがらをたく | 豆殻とは豆を取ったあとの皮やサヤのこと。豆を煮るのに豆殻で火を起こす。転じて仲間同士で争うこと。 |
豆腐にかすがい | とうふにかすがい | かすがいは大きな釘のこと。豆腐にかすがいを打っても無駄。意味のないこと。 |
豆腐は煮れば締まる | とうふはにればしまる | 豆腐を熱い湯で煮ると締まる。転じて困難な出来事で苦労すると人間は成長するという意味。 |
同じ穴の狢 | おなじあなのむじな | ムジナとはアナグマのこと。別の個体に見えても同じ穴で過ごしている。転じて、悪人のコミュニティに属するやつは同類だという意味。 |
猫に小判 | ねこにこばん | 小判のように価値のあるものでも猫にはわからない。価値のわからない人に何かを与えても効果がないことのたとえ。 |
猫の手に餅 | ねこのてにもち | 猫の手に餅がついてベトベトして困った様子。不器用なことのたとえ。 |
猫の手も借りたい | ねこのてもかりたい | 猫に手伝って欲しいほど忙しいという意味。 |
念には念を入れる | ねんにはねんをいれる | 用心したあとさらに注意深くするという意味。 |
濃い茶目の毒気の薬 | こいちゃめのどくきのくすり | 濃いお茶を飲むと気持ちがスッキリするが眠りにくくなる。カフェインの作用を説明した言葉。 |
納豆も豆なら豆腐も豆 | なっとうもまめならとうふもまめ | 納豆も豆腐も大豆から作られる。姿が違ってもどちらも同じという意味。 |
能ある鷹は爪を隠す | のうあるたかはつめをかくす | 能力がある人は普段はそれを隠してここぞという時に力を発揮するという意味。 |
売り言葉に買い言葉 | うりことばにかいことば | 相手の乱暴な言葉遣いに対し、もう片方が乱暴に応戦すること。 |
白豆腐の拍子木 | しらどうふのひょうしぎ | 拍子木とは木の楽器。「マッチ一本火事のもと」と言い回るときに鳴らす。豆腐で拍子木が音が鳴らない。転じて役に立たないという意味。 |
箸が転んでもおかしい | はしがころんでもおかしい | 若いうちは箸が転がるような些細なことでも笑えるほど面白く感じるという意味。 |
箸にも棒にもかからぬ | はしにもぼうにもかからぬ | 細い箸にも太い棒にもかからない、どうしょうもないもの。取り柄のないもの。 |
備えあれば憂いなし | そなえあればうれいなし | 日常から備えておけば心配がないという意味。 |
尾ひれをつける | おひれをつける | 魚の尾ひれは形が決まっているのに、新しく尾ひれを余分な追加する。ありもしない話をしてトークを盛るという意味。 |
百聞は一見に如かず | ひゃくぶんはいっけんにしかず | 100回の説明を聞くより1回見るほうがわかりやすいという意味。 |
百里を行く者は九十里を半ばとす | ひゃくりをいくものはきゅうじゅうりをなかばとす | 百里の道を行くときは九十里ぐらいを半分と考えたほうがよい。目標まであと少しの時ほど気を引き締めたほうがよい。 |
腐っても鯛 | くさってもたい | 有能な人は劣化しても役立つという意味。 |
風呂桶で大根を洗う | ふろおけでだいこんをあらう | 風呂桶と洗い桶を区別しないゆるくてダラシない様。 |
覆水盆に返らず | ふくすいぼんにかえらず | 一度の失敗は取り返しがつかないという意味。 |
仏の顔も三度まで | ほとけのかおもさんどまで | どんなに優しい人でも3回も無礼を働けば怒るという意味。 |
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 | きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ | 質問する時は恥ずかしいが知らないままのほうがもっと恥ずかしいという意味。 |
味噌が腐る | みそがくさる | 正しく保存した味噌は腐らないが、そんな味噌でさえ腐るほど歌が下手だという意味。 |
味噌も七年経てば土になる | みそもしちねんたてばつちになる | 使い惜しんでいると使えなくなってしまう。ケチをいましめる言葉。 |
味噌汁は不老長寿の薬 | みそしるはふろうちょうじゅのくすり | 味噌汁は栄養豊富で長生きに繋がるという意味。 |
夢に牡丹餅 | ゆめにぼたんもち | 思いがけない喜びがやってくること。 |
明日の百より今日の五十 | あしたのひゃくよりきょうのごじゅう | 未来のわからないことを求めるより利益が少なくても確実なほうがいいという意味。 |
明日は明日の風が吹く | あしたはあしたのかぜがふく | 未来のことは考えずに身を任せて生きようという意味。 |
餅は餅屋 | もちはもちや | 物事は専門家に任せたほうがよいという意味。 |
雄弁は銀、沈黙は金 | ゆうべんはぎん、ちんもくはきん | 喋りが上手いことは素晴らしいが度が過ぎることもある。それより沈黙のほうが大きな価値があるという意味。 |
立つ鳥跡を濁さず | たつとりあとをにごさず | 旅立つ時は鳥と同じように何も残さずキレイに立ち去るのがいいということ。 |
旅は道連れ世は情け | たびはみちづれよはなさけ | 旅をするときは仲間がいるほうが心強いし世を渡るときも助け合ったほうが良いという意味。 |
良い茶の飲み置き | よいちゃののみおき | 高級なお茶は飲んだあとも香りが口の中に残って美味しいという意味。 |
良くなる時は土も味噌、悪い時には味噌も土 | よくなるときはつちもみそ、わるいときにはみそもつち | ラッキーはとことん続き、不運もとことん続くこと。 |
良薬は口に苦し | りょうやくはくちににがし | 効く薬は苦くて飲みにくいもの。転じて、人のアドバイスは痛いものほどためになるという意味。 |
冷や飯を食わせる | ひやめしをくわせる | わざと冷めたご飯を食べさせるように冷たい態度をとること。 |
和を以て貴しとなす | わをもってとうとしとなす | 平和で仲のいいことが1番に尊いという意味。 |
擂粉木で芋を盛る | すりこぎでいもをもる | すりこぎのような太い棒で芋を盛ると上手くいかない。転じて、物事に適したやり方を選ばないと努力しても報われないことを意味する。 |
蓼食う虫も好き好き | たでくうむしもすきずき | タデとは辛味のある野菜のこと。辛いタデを好む虫もいるように、人の好みは様々であるという意味。 |
雉も鳴かずば撃たれまい | きじもなかずばうたれまい | キジが鳴いたことで見つかり撃たれてしまった。転じて言わないでいいことを口にしたばかりに災難にあってしまうという意味。 |
以上、ことわざの一覧とことわざ生成器でした。気に入ったことわざがあれば会話の中でさり気なく使ってみて下さい。