お湯を沸かして、コーヒーやお茶を飲みたい。
「でも、ちょっと飲むだけでお湯を沸かすのはもったいないなぁ」
なんてことはないでしょうか。この記事ではお湯を1番安く沸かせる方法をランキング形式でまとめました。
次の4つの方法を比較します。
- ガスコンロで沸かす
- IHコンロで沸かす
- 電子レンジで沸かす
- 電気ケトルで沸かす
お湯を安く沸かす方法ランキング
湯沸かしのコストは、もとの水温や部屋の気温によっても変わってきます。なので厳密な計算式は使わず、メーカー発表の値を使って目安をランキング化しました。
カップ1杯分(140ml)を沸かすときの値段です。
1位 都市ガス(0.5円)
1位は都市ガスのヤカン沸かしでした!
ガスコンロを強火にして140mlのお湯を沸かすと、沸騰するまで約1分20秒かかります。東京ガスの発表ではコンロ強火1時間で25.7円なので、140ml沸かすのに0.5円かかるということになります。
2位 ケトル(0.63円)
2位は電気ケトルです。
タイガーの魔法瓶ケトルは、カップ1杯分(140ml)を約60秒で沸とうさせます。カップ1杯分で0.63円の電気代がかかります。
他メーカーのものでも0.6円~0.7円が目安となります。
3位 IH(0.67円)
3位はIHクッキングヒーター!
IHクッキングヒーターの火力は1.4kWなので、1時間で40.32円の電気代がかかります。140mlが1分で沸くと仮定すると1杯あたり0.67円の電気代がかかることになります。
4位 レンジ(1円)
第4位は電子レンジです。
電子レンジはお湯を沸騰させることに向いていないため、メーカー公表の数値も見つかりませんでした。フタをしないと突沸(軽い爆発)の危険があります。調べたところ、140mlを加熱するのに約1円でした。
5位 プロパン(1円~)
最下位はプロパンガスでした。
都市ガスの2倍~3倍の料金かかかるため、カップ1杯で1円以上となります。
まとめ
お湯を沸かすなら昔ながらのヤカンが1番安いという結果になりました。ただし、高い単価でプロパンガスを契約している家庭なら、電気ケトルやIHクッキングヒーターのほうが光熱費を節約できます。
我が家はコーヒーやお茶を1日に1杯しか飲まず、お湯を沸かすのは1日に1度くらいの頻度です。沸かしてもすぐに飲みきってしまうので、電気ケトルでその都度沸かすというのが合っているようです。逆に、家族が多かったり、お湯を使う頻度が多いなら、電気ポットでまとめて沸かして保温すると安く済みます。
ランキング4位だった電子レンジを使うときは、突沸に注意してください。お湯が爆発して顔をヤケドする可能性があります。電子レンジは、ホットミルクを作るときに少し温めるといった使い方に向いています。
ちなみに、もとの水温が上がっているとお湯が早く沸きますよね。真夏の暑い時期だと光熱費が安く済みます。でも温かい飲み物が欲しくなるのは寒い時期ですよね。悩ましいところです。