メガネ拭きの代わりとメガネの曇り止めの代わり一覧です。メガネが汚れてキレイに拭きたいときやマスクでメガネが曇るので曇らないようにしたいけど曇り止めを買うのがもったいない人向けに一覧表を作りました。
| 代用品 | 曇り止め 効果 | 安全性 |
|---|---|---|
| マイクロファイバーのタオル | ◯ | |
| キッチンペーパー | ◯ | |
| 液晶クリーナー | ◯ | |
| 箱ティッシュ | ◯ | |
| ポケットティッシュ | ◯ | |
| ファミレスの ペーパーナプキン | ◯ | |
| ウェットティッシ | ◯ | |
| 不織布ガーゼ | ◯ | |
| カメラレンズクリーナー | ◯ | |
| 無印良品の メガネ拭きにもなるハンカチ | ◯ | |
| 着ているTシャツ | ||
| 100円ショップのシート | ◯ | |
| 息を吹きかける | ||
| 超音波洗浄機 | ||
| メガネクリーナー | ◯ | |
| 中性洗剤（食器洗い用） | ◯ | |
| 中性のハンドソープ | ◯ | |
| シャンプー | ◯ | |
| リンス | ◯ | |
| 歯磨き粉 | ◯ | × |
| シェービングフォーム | ◯ | × |
| お湯で洗う | × | |
| メガネのままお風呂に入る | × | |
| メガネのまま銭湯に入る | × |
メガネ拭きの代わり一覧
マイクロファイバーのタオル
マイクロファイバーのタオルは、非常に細かい繊維でできており、メガネのレンズやフレームをやさしく拭くことができます。水を吸収しやすく、油や汚れもしっかりと吸着する特性があるので汚れが強いときにも使えますし、普通の洗濯機で洗えて使い勝手がいいです。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは、メガネを拭くための緊急時の代用品になります。キッチンペーパーは表面が固めなので本来であれば推奨されないですが、水で濡らしてから表面をポンポンと押さえる形なら代用できます。
液晶クリーナー
液晶クリーナーは、一般的にはテレビやパソコンの液晶画面を拭くための布です。厳密に言うとメガネクロスとは素材が異なったり、作り方が異なったりするのですが、ある程度の代用品にはなります。メガネクロスよりも傷への配慮が少ないので強く擦らないのが使用時のコツです。
箱ティッシュ
箱ティッシュのペーパーは、メガネを拭くための手軽な代用品です。それなりに柔らかい素材なので表面の汚れを軽く落とすこともできますし、水に濡らすことで傷を最小限にしながら拭き取ることもできます。
ポケットティッシュ
ポケットティッシュも使えますが、箱ティッシュよりも繊維がバラけやすいのが弱点です。無料配布のティッシュは品質が悪いので普通に拭くと紙の繊維がレンズに残ります。使うときは水分を含ませて、上から汚れを落とすようにするのがベターです。
ファミレスのペーパーナプキン
私はあまり好きではないのですが、ファミレスのペーパーナプキンでメガネを拭く人もいます。ライフハックの1種としてペーパーナプキンは汚れがよく落ちるとおすすめされていました。しかし、ナプキンの表面はザラつきがあるので傷には注意して下さい。私はあまり使わない方法です。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、メガネの表面についた汚れやホコリを素早く取り除くのに適した代用品です。ただし、ウェットティッシュに含まれる液体がメガネのコーティングやフレームに影響を与える可能性があるため、使用する際には成分がよく確認して下さい。コーティングは酸性の液体に弱いので、中性のウェットティッシュのほうが安全です。
不織布ガーゼ
不織布ガーゼは柔らかくて繊維が密集しているため、メガネを優しく拭ける代用品です。ガーゼにも硬めのものや毛羽立ちの多いものがあるため、できるだけ柔らかい感触のものを選んで下さい。
カメラレンズクリーナー
カメラレンズクリーナーは、カメラのレンズを拭くのに使える布です。こちらはメガネ拭きの完全な代用品になります。レンズを傷つけずに汚れを取るという点では目的が一緒なので、カメラ用のものはメガネにも使えます。
無印良品のメガネ拭きにもなるハンカチ
無印良品のメガネ拭きにもなるハンカチは、柔らかくて肌触りの良い素材でできています。メガネを拭くだけでなく、普段のハンカチとしても使用できるため、便利なアイテムです。
着ているTシャツ
Tシャツの生地は比較的柔らかく、メガネのレンズを傷つける心配が少ないため、急な汚れや曇りを取るのに便利な代用品です。ただし、硬い繊維のTシャツを使うと細かい傷がつく可能性があります。
100円ショップのシート
100円ショップで販売されているメガネ拭きシートは紙にアルコールや界面活性剤を染み込ませています。紙は硬めに感じますが、使っていて傷がついたことはありません。価格は100円ですが、アルコールタイプは枚数が多く、界面活性剤タイプは枚数が少ないです。料理の油がはねたときなど、界面活性剤タイプのほうが圧倒的にキレイになります。
息を吹きかける
息を吹きかける方法は、メガネを拭く際によく知られた方法です。口から吹きかける息に含まれる水分がメガネの表面に付着し、汚れやホコリを浮かせる効果があります。ただし、息でかかる水分は酸性なのでコーティングにダメージを与える可能性があります。
超音波洗浄機
超音波洗浄機は、水中にメガネを浸し、超音波によって微細な振動を与えることで、メガネの表面の汚れやホコリを除去する機器です。メガネ屋さんの店頭に置いてあり、お店によっては無料で使うことができます。フレームの素材によって超音波洗浄機が使えない場合もあるので店員さんに確認して下さい。
メガネクリーナー
メガネクリーナーは、専用の洗浄液と柔らかいクロスがセットになったアイテムです。クロスがないときはクリーナー液とティッシュ、クリーナー液と布などを組み合わせても代用品になります。曇り止め成分が入っている商品なら拭くたびに曇り止め効果が発揮されます。
中性洗剤（食器洗い用）
中性洗剤はメガネを拭き取るときの汚れ落としにも使えますし、曇り止めの代わりにも使えます。
中性のハンドソープ
中性のハンドソープもメガネクリーナー液や曇り止めの代用品になります。ハンドソープの曇り止め効果は洗面所の鏡でも試せます。ハンドソープを塗り込むと、その部分だけ汚れが付着しにくくなり、曇りづらくなります。私の家では、ハンドソープで鏡に絵を描いたあと乾燥させて遊んでいます。曇ったときに絵の部分だけが曇らず、イラストが浮き上がります。
シャンプー
中性のシャンプーはメガネに対しての洗浄力があり曇り止めの代用品にもなります。シャンプーで洗った後はよくすすいで水分を拭き取って下さい。
リンス
リンスは、シャンプーと同様に中性のものが多く、メガネの拭き取りに使えます。洗い流す必要のないリンスであってもメガネ拭きに使った際は洗い流すようにして下さい。
歯磨き粉
歯磨き粉はメガネの曇り止めになります。ただし、たいていの歯磨き粉には研磨剤が入っていて、使うとメガネレンズがボロボロになります。研磨剤入りのものは絶対に使わないようにしましょう。
シェービングフォーム
ひげそりのためのシェービングフォームも曇り止めになります。泡をレンズの上に乗せてから水で流す方法であれば、レンズを傷つけずに曇り止め効果を得られます。
お湯で洗う
こちらはメガネ拭きの代用には使えない方法です。メガネはお湯で洗わないほうがいいです。理由はお湯を使うとメガネフレームコーティングにダメージを与えて故障の原因になるからです。
メガネのままお風呂に入る
お湯洗いと同じく推奨されない方法です。お風呂の蒸気でメガネがクリーニングされたり、シャワーを浴びたときに一緒に洗っている人もいるかもしれませんが、メガネの寿命を縮める行為になります。
メガネのまま銭湯に入る
極端に視力が悪いと銭湯に入るときに注意書きがまったく見えなくなってしまいます。段差があって転ぶ危険もあります。仕方なくメガネをつけたまま銭湯に入る人もいるかもしれませんが、メガネの故障に繋がってしまいます。通販サイトにはお風呂用・銭湯用のメガネが売っているのでそちらを使うのがいいと思います。
Tシャツの裾で拭き続けたらどうなるか検証
メガネクリーナーやメガネクロスを一切使わず、Tシャツの裾だけでメガネを拭き続けたらどうなるのかを実際に実験してみました。
メガネA（Tシャツの裾）
- 最初の1年間 問題なし
- 1年～2年間 気になる傷がつき始める
- 2年以降 コーティング剥がれ
- 3年以降 剥がれや傷でかなり不便
だいたい3年ほどで鼻の留め具が折れて買い替えました。2年に1度のペースでメガネを買い替えるならTシャツの裾でも問題ないですね。最近はレンズにコーティングをしてくれるので2年ぐらいは耐えてくれました。
メガネB（100円のメガネ拭きシートを使用）
こちらはTシャツは拭かず100円のメガネシートを使うようにしました。なぜメガネが2つあるかというと車の運転用と普段で使い分けているからです。こちらは車の運転用なのでかける頻度が低いので、完全な比較にはなりませんが参考までに状態を載せます。
- 最初の1年間 問題なし
- 1年～2年間 問題なし
- 2年以降 問題なし
- 3年以降 問題なし
傷もつきませんしコーティングの剥がれもありません。雨に濡れない、そもそも車内では汚れにくい、食事中はメガネAのほうを使うからBは油汚れがつかないなど、いくつか条件はありますが、かなり美品の状態です。メガネの買い替え頻度が低い人は100円でメガネ拭きシートを買ってメンテナンスしたほうが良さそうです。
以上、メガネ拭きの代用品やレンズ曇り止めの代用品一覧でした。外出先でメガネが汚れて拭けるものを探しているときや身近なものでメガネの曇りを防止したいときの参考にしてみて下さい。
