動物・生物に関する雑学をクイズにしました。ホントの雑学とウソの雑学を並べるので、どちらが本当の雑学なのかを当てて下さい。
本当を当てるの?嘘を当てるの?
どちらが”本当の雑学”なのかを当てて下さい。
※両方がウソ、両方がホント、というパターンもあります
動物の雑学クイズ~ホントの雑学はどれ?~
うんちVSこうび
雑学A
ゴリラは好きな相手にうんちを投げる。ゴリラの求愛行動は豊富で、鳴き声やドラミング(胸を叩く)、後頭部を見せるなどがあり、フンを投げるのも求愛の一種である。
雑学B
ヤギの交尾は時間が短い。短いと言っても、5分や10分ではない。手を1回「パン」と叩いたら交尾を完了してしまう。交尾中は天敵に狙われやすいため、極限まで時短するように進化したのだ。
正解は両方!
どちらも本当の雑学です。ゴリラの糞投げは有名ですね。
人間の交尾時間も個人差があり、短時間で終わらせたいと考える人もいます。もしかしたら先祖が天敵の多い地域で暮らしていたのかもしれません。
カメレオンVSイノシシ
雑学A
カメレオンは周囲の色をよく観察している。細かい色を認識して体の色を変えることができるのは、天敵に見つかりにくくするためである。
雑学B
走り出したら真っ直ぐ進むイメージのあるイノシシだが、実は左右に曲がることができる。急停止や急発進することも可能だ。
正解はB!
イノシシは曲がることができます。
カメレオンの色は気分や周囲の明るさによって変化します。周りの色を見て合わせているわけではありません。
白い線VS片足
雑学A
ハクビシンは鼻の中央に白い線を持つのは有名だが、その名前が「剥皮(はくひ)」からきていることは知られていない。むかしは皮を剥いで毛皮にしていたことが由来になっている。
雑学B
犬がおしっこのときに片足を持ち上げるのは既知の事実だが、カブトムシも同じように片足をあげておしっこをすることは知られていない。
正解はB!
排尿時に足を持ち上げるカブトムシがいます。
パンダVS鳥
雑学A
動物園にいるパンタの尻尾は白色をしているが、黒い尻尾を持つパンダも存在する。正式名称はイタチパンダ。パンダのキャラクターの尻尾が黒いのはイタチパンダを参考にしているからである。
雑学B
鳥はいろいろなものを集めて巣作りをする。中にはクモの巣を集めて巣に使う鳥も存在する。
正解はB!
エナガという鳥はクモの巣を巣作りに使うことがあります。
ピンクVS最強
雑学A
カバの汗はピンク色である。色のついた汗には、見た目を変化させて天敵から見つかりにくくする効果がある。
雑学B
「最強の動物はカバ」という説を唱える人もいるくらいカバは大きい。ただし、最強なのは水中に限られる。水中なら時速60kmで泳げるが陸上では早くは動けない。
正解はなし!
両方とも嘘の雑学です。
サイは陸上でも時速40kmで走り、紫外線や乾燥の対策として粘性の汗をかきます。
昆布VSごはん
雑学A
海に住んでいるラッコは流されないように海藻や昆布を体に巻き付けてから眠る。水族館には海藻がないため、ラッコ同士で手を繋いで寝る。
雑学B
オットセイやアシカとは違ってラッコは少食である。1日の食事は茶碗3杯程度。コストが低いため、全国の水族館で飼育されている。
正解はA!
ちなみにラッコは3kg~6kg程度の食事をします。カロリーにすると4,000kcal以上です。
ゴリラの学名VSイルカの背びれ
雑学A
ゴリラの学名がゴリラ・ゴリラ・ゴリラなことは有名だがコアラの学名がコアラ・マーチ・コアラであることは知られていない。
雑学B
イルカの背びれはサファイアと同等の硬度がある。天敵に遭遇した際は高速でぶつかり相手を驚かせてから逃げる。
正解はなし!
両方とも嘘の雑学です。
アルマジロVSフラミンゴ
雑学A
アルマジロの一部は呼吸を止めるのが得意だ。川で泳ぐときは腸に空気を吸い込み、最大6分程度は維持することができる。息を止めたままにすることで浮力を得るのだ。
雑学B
生まれたばかりのフラミンゴは白っぽい色をしているが、食べ物に含まれる色素を吸収してピンク色に変化する。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
四角形VSしま模様
雑学A
ウォンバットはフンが四角形である。キューブ状になるのは野生のウォンバットが多く、動物園のウォンバットではあまり見られない。
雑学B
シマウマの子どもは親の顔を識別することができない。自分の両親かどうかはシマ模様で見分けている。
正解はA!
消化器が特殊なために四角形なフンになると言われている。
ウミウシVSチンパンジー
雑学A
ウミウシの子どもは必ず双子以上で生まれてくる。多くの場合、組み合わせは男女になる。
雑学B
チンパンジーは自分の足を自分でくすぐって笑うことがある。
正解はB!
カメVSコウモリ
雑学A
カメが水中で溺れないのはお尻で呼吸できるためだ。カメのお尻にある粘膜(腸)は、水から酸素を取り出して吸収する能力を持っている。そのため水中でも冬眠することが可能なのだ。
雑学B
コウモリは黒のイメージだが実物は茶色や暗いグレー色をしている。熱帯雨林には白いコウモリも存在し、植物の葉っぱを屋根の代わりにして生活している。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
ヒツジVSオラウータン
雑学A
人間は2つの腎臓を持つが、ヒツジは7つの腎臓を持つ。老廃物が完全にろ過されるのでヒツジの尿はキレイなのだ。
雑学B
オラウータンのメスは交尾が終わると1人暮らしを始め、1人で子どもを育てる。オスと協力して子育てはしないのだ。
正解はB!
オラウータンの子育ては母親が担当します。
ゾウVSコアラ
雑学A
ゾウは足の裏から電磁波を出して遠くにいる仲間とコミュニケーションをしている。足裏は、仲間からの返事を受け取るセンサーの役割も果たす。
雑学B
コアラはお母さんのうんちを食べることがある。それによりユーカリの毒への耐性が強くなるのだ。
正解はB!
ちなみに、ウサギもうんちを食べると言われています。
トラVSカタツムリ
雑学A
犬と猫が交尾をしても子どもはできないが、トラとライオンが交尾をすると子どもができる。
雑学B
カタツムリの呼吸は、吸って吸って吸って吐くのリズムで行われる。吸い込む力が弱く、何度も空気を吸い込む必要がある。
正解はA!
トラとライオンから生まれた子どもをライガーと呼びます
ブルドッグVSフグ
雑学A
ブルドッグは人間がペット化したことで胎児の頭部が大きく生まれるようになっていき、帝王切開をしないと出産が困難である。
雑学B
魚のフグは自分で毒をつくることができない。フグが毒を持つのは、フグが食べている貝やヒドデの毒が体内に蓄積しているためである。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
ネズミVSワニ
雑学A
雨が降るとトトロのように葉っぱを頭の上にかかげる銀色のネズミがいる。雨を嫌うのは銀色のコーティング(細菌を殺すあぶら)がとれないようにするため。
雑学B
ワニは大きく口を開き過ぎると骨折する。筋肉の構造上、一定のところでストップするので実際に骨折するワニはいない。ただし子のワニはストッパーが働かず、骨折することが多い。
正解はなし!
両方とも嘘の雑学です。
ウマVSウサギ
雑学A
人間とチンパンジーが交尾をしても子どもはできないが、ウマとロバが交尾をすると子どもができる。
雑学B
ウサギは歯からも栄養(糖分)を吸収できる。ガシガシと草を噛んでいるだけでも糖分のエネルギーとして蓄えられる。
正解はA!
ウマとロバから生まれた子をラバと呼びます
カンガルーVSモグラ
雑学A
カンガルーはジャンプが得意だと思われているが、前方向のジャンプは苦手で50cm程度しか進めない。
雑学B
穴の中で生活することで知られる動物がモグラだ。モグラは穴掘りが下手で、1時間の作業をしても30cmほどしか穴を掘ることができない。
正解はB!
映像などで素早く穴に戻っているシーンを見かけますが、あれはもともと掘っていた穴に戻るときの様子だそうです。
心臓VS鼻呼吸
雑学A
人間の心臓と脳みそは1つずつだがタコには複数の臓器がある。心臓は3つ、脳は9つ。メインの脳に加え、8本の足それぞれに脳があるのだ。
雑学B
馬は鼻呼吸。食べ物が気管に入るのを防ぐために口呼吸はしない。走ったときの衝撃によって横隔膜を広げるので鼻呼吸のまま走ることができる。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
ニワトリVSクジャク
雑学A
オスのニワトリが大声で鳴くと至近距離で車のクラクションを鳴らされるぐらいの音量が出る。ニワトリ自身も耳をやられてしまうので、鳴くと同時に耳の穴が塞がる構造になっている。
雑学B
クジャクは気温が25度以上にならないと交尾しないため、低い気温が続くと個体数が減ってしまう。
正解はA!
カラスVSクジラ
雑学A
カラスはどちらが速く飛べるかのレースを行い、勝敗にエサを賭けるギャンブルをすることがある。
雑学B
マッコウクジラは大きな音を出して仲間とコミュニケーションを取る。その音はジェット機の音量より大きく、800キロメートル先にいる仲間にも届けることができる。
正解はB!
ことわざVSチョウチンアンコウ
雑学A
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるが実際の寿命とは無関係だ。鶴の寿命は15年ほどで短命である。亀も長くて1,800年程度しか生きない。
雑学B
チョウチンアンコウの子作りは特殊だ。サケなどの魚はメスが産んだ卵にオスが精子をかけて受精させるのに対し、チョウチンアンコウはオスがメスの体内に取り込まれ、精巣を残して消滅してしまう。
正解はB!
メスは受精の時期をコントロールし、安全なタイミングを選ぶことができます。
キリンVSウシ
雑学A
キリンの食事が4分を超えることはない。長い首で遠くを見つめ天敵を見つけたとき、敵に近づかれるまでの時間が4分くらいであるためと言われている。
雑学B
ウシには赤色を識別できない。闘牛で使われる赤いマントに突進するのは、布のヒラヒラした動きやそれを扱う人間に興奮するからである。
正解はB!
ニワトリVS嗅覚
雑学A
飼育されているニワトリは空を飛ばないが、野生のニワトリは1km程度の距離を飛行できる。
雑学B
犬よりも猫のほうが嗅覚が強い。犬は人間の100万倍、猫は127万倍の嗅覚を持つ。
正解はなし!
両方とも嘘の雑学です。
ルール①
雑学A
アメリカには、犬に向かって変顔をしてはいけないというルールがある。
雑学B
イギリスには犬の散歩のときに緑色のリードを使ってはいけないルールがある
正解はA!
ルール②
雑学A
フランスには、豚にナポレオンという名前をつけてはいけないというルールがある。
雑学B
オランダには日本円にして約100万円の貯金がなければペット購入ができないルールがある
正解はA!
ルール③
雑学A
中国にはハリネズミの動画をネットにアップしてはいけないというルールがある。
雑学B
アメリカには、6月にはウサギの撮影をしてはいけないというルールがある。
正解はB!
ウミガメVSタコ
雑学A
ウミガメは産卵中に涙を流すと言われている。これは涙ではなく塩分の排出である。産卵シーンに限らず、ウミガメは定期的に塩分を排出している。
雑学B
タコはストレスが溜まると自分の足を噛みちぎってしまう。天敵に襲われて傷ついたときは再生する足だが、自分で噛みちぎったときは再生しない。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
キツツキVSウマ
雑学A
キツツキはクチバシを木に叩きつけることで有名だ。1秒に15回以上も打ち付けるが、脳しんとうを起こさない。キツツキの頭は軽くなっていて衝撃が少なく、さらに舌が脳の裏側にまであるためクッションの役割を果たしている。
雑学B
犬ほどではないが、馬の嗅覚は人間よりも優れている。自分の世話をしてくれる人のことは匂いで判別可能だ。
正解はAとB!
両方とも本当の雑学です。
以上、動物や生物の雑学クイズでした。休憩中や電車の待ち時間など、暇つぶしとして遊んでみて下さい。ここに登場したウソ雑学は私がオリジナルで考えたものなので、友達に「ウサギは歯から栄養を吸収するらしいよ!」と言ってデマを広めないようご注意下さい。
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