ICレコーダーの代わり一覧です。ICレコーダーを買わずにスマホだけで録音したい人向けに録音のやり方やアプリの一覧表を作りました。
代用品 | 簡単さ |
---|---|
ムービー撮影で代用する | ★★★ |
ボイスレコーダーアプリ | ★★★ |
録音アプリを使う | ★★ |
スマホに外付けマイクを繋ぐ | ★ |
ムービー撮影で代用する
ICレコーダーの代わりで1番簡単なのがスマホのムービー機能を使う方法です。カメラアプリの赤丸ボタンを押してムービー録画をスタートするだけです。
画面を伏せておけば真っ暗な画面で音声だけの映像が撮れます。
あとあとアプリを使うことで音声だけを抽出して保存できるので、急いで音声を録音したいときはムービー撮影がいいでしょう。
ボイスレコーダーアプリを使う
スマホには標準で「ボイスレコーダー」というアプリが入っています。こちらは文字通り、スマホのマイクから音を拾って録音するためのアプリです。思いついたことをボイスメモしたり、会議の内容を録音したりと、幅広い用途で使えます。
iPhoneの「ボイスメモ」の使い方
iPhoneには標準で「ボイスメモ」アプリが入っています。簡単にレコーダー代わりになり、録音後に余計な部分をカットする機能もついています。
使い方
録音ボタンを押すと録音スタートで停止ボタンを押すと録音ファイルが自動で保存されます。
スマホはどこで録音している?
iPhoneの内蔵マイクは、スマホを立てたときの底面です。スピーカーの穴が空いている近くにマイクがあります。Androidスマホ基本的には似たような場所にマイクがあります。
何時間まで録音できる?
iPhoneのボイスメモには録音時間の制限はありません。容量が続く限り録音を続けられます。1GBの容量で2220分(37時間)の録音ができます。バッテリーさえ続けばトータルで1日以上の録音が可能です。
ボイスメモの音質選択はどれがいい?
最新のiPhoneでは音質を2種類から選べるようになりました。高音質は「ロスレス圧縮」と呼ばれ、原音からデータを削らずに保存容量だけ節約しています。低音質は「非可逆圧縮」と呼ばれ元の音からデータを削って録音します。
「非可逆圧縮」は人間に聞こえづらい高音などを削っているので大幅に音質が劣化するわけではありません。会議内容を録音する程度なら「非可逆圧縮」で問題ないでしょう。
録音アプリを使う
標準アプリの機能が不足するときは専用アプリをインストールしましょう。アプリを選ぶときの基準は次の4つです。
- 録音できる長さ
- 録音ファイルの形式
- 無料であるか有料であるか
- 編集やカット機能があるか
ファイル形式を表にしました。
形式 | 容量 | 音質 |
---|---|---|
WAVE | 大きい | 最高 |
MP3 | WAVEの10分の1 | 普通 |
AAC | MP3より少し多い | やや良い |
FLAC | WAVEの2分の1 | かなり良い |
WAVE形式は音楽を圧縮しないので最も高音質ですが容量を消費します。会議などで長時間の録音が必要な場合はMP3対応のアプリを選ぶのがいいでしょう。
スマホに外付けマイクを繋ぐ
スマートフォンに外付けマイクを接続することで、ICレコーダーに匹敵する高品質の録音を行うことができます。外付けマイクは、周囲のノイズを低減したり、より遠くの音をキャッチするための指向性を調整したりすることができます。これにより、会議やインタビューなどの録音においてもクリアで高品質な音声を得ることができます。
スマホ用マイクは2,000円前後の安価で買うことができます。
会議を録音するなら360度タイプを選ぶ
こちらは360度の全方向の録音に対応したマイクです。スマホ内蔵マイクよりも幅広い音を録りたいときに向いています。iPhoneとAndroidスマホの両方に対応しており、イヤホンジャックに繋ぐだけで使える手軽さも魅力です。
配信やボーカル録音ならコンデンサーマイク
値段は高くなってしまいますが高音質でボーカル録音や生配信をするならSHUREのMV88がおすすめです。SHUREと言えば、音楽関係者なら誰もが知っているメーカー。こちらのマイクはiPhoneのLightningコネクターに繋ぐことで動作します。
以上、ICレコーダーの代わりになるアプリや使い方でした。ICレコーダーなしで録音したい人は参考にしてみて下さい。