モンスターハンターライズのスキルに「KO術」があります。スタン値が溜まりやすくなり、モンスターを気絶させやすくなる効果です。この記事ではKO術の効果や発動装備のほか、火力スキルとどっちが強いのかを紹介します。
この記事の内容↓
- KO術の効果
- 「KO術=死にスキル」は机上の空論
- KO術が強い3つの理由
- KO術に向いてる人、向かない人
KO術の効果
効果:モンスターを気絶させやすくする
Lv1 | スタン値の蓄積1.2倍 |
Lv2 | スタン値の蓄積1.3倍 |
Lv3 | スタン値の蓄積1.4倍 |
モンハンライズでは、頭に打撃攻撃を当てることでモンスターをスタン状態(気絶状態)にすることができます。攻撃のたびにスタン値が蓄積し、一定を超えるとモンスターがスタンします。
スタン値の蓄積量を増やすのがKO術の効果です。
打撃に該当するもの
- ハンマーの攻撃
- 狩猟笛の攻撃
- 大剣のタックル
- 片手剣の盾攻撃
- チャアクのビン効果
斬撃に該当するもの
- 太刀の攻撃
- 双剣の攻撃
- スラアクの攻撃
- 操蟲棍の攻撃
- ランスの突き
- ガンランスの突き
斬属性の武器でスタンを取る方法
スキル「抜刀術【力】」を発動すると、斬撃武器でもスタンを取れるようになります。
抜刀術【力】の効果:武器出し攻撃にスタン値が乗り、攻撃力がわずかにアップ
Lv1 | 気絶効果:少 攻撃力+3 |
Lv2 | 気絶効果:中 攻撃力+5 |
Lv3 | 気絶効果:大 攻撃力+7 |
このスキルなら太刀や双剣でもスタンが可能。納刀からの攻撃だけでなく、居合抜刀でもスタンを蓄積します。
太刀でスタンを狙うならLv3がおすすめ。だいたい1クエストで1回のスタンが取れます。
おだんごKO術と重複する?
KO術は食事スキルの「おだんごKO術」と効果が重複します。
おだんごKO術は「サクラクラ大福」を食べると50%(チケット使用時は90%)で発動します。
「KO術=死にスキル」は机上の空論
「KO術は死にスキルなんだよ~」と教えてくれた人がいたのですが……。
実はKO術は死にスキルではありません。
火力スキルより優先したいスキルです。
近接武器の場合、1回のスタンで1,000以上のダメージを稼げますよね。KO術で1回スタンが増えるだけで1,000超えのダメージを安定して与えられるようになります。
火力スキルとどっちが強い?
では、火力スキルを削ってKO術を盛ったほうがいいのでしょうか。装備を組んで以下のダメージを比べました。
- 攻撃Lv7/KO術の発動なし
- 攻撃Lv4/KO術Lv3
攻撃をLv4からLv7にすると与えるダメージは約1.05倍になりました。攻撃Lv4の狩猟タイムが5分なら、Lv7では4分45秒で狩れる計算。15秒の短縮です。
計算上は攻撃Lv7で15秒短縮のほうが強そうですが、実際にやってみるとKO術を積んだほうがタイムが短縮できます。もちろん、何度もやっているとLv7のほうが速いこともありますが、KO術のほうは安定して速いです。
なぜKO術のほうが速いのか。ここからは理由を紹介します。
KO術が火力スキルより強い3つの理由
①スタン値が減る前にスタンできる
モンハンライズでは、蓄積したスタン値は時間が経つと減っていきます。連続して頭に当て続けないとスタンが取れない仕様になってます。
「じゃあ、ずっと頭に張り付けばいい!」
と思うかもしれませんが、リーチの短い武器だと頭に攻撃できないタイミングがあります。頭の低めなバゼルギウスでさえ、少し首を持ち上げると攻撃が届かなくなります。
また、モンスターのエリア移動や別モンスターの乱入により、頭に張り付けない時間があります。蓄積したスタン値がリセットされてしまいます。
そこで役立つのがKO術です。
KO術ならスタン蓄積量が多いので短時間でスタン可能。エリア移動でリセットされる可能性を大幅に減らせます。
②スタン耐性が上がってもスタンできる
モンハンライズのモンスターは、1回スタンするたびにスタン耐性が上がっていき、どんどんスタンしにくくなります。1回クエストで取れるスタンは3回ぐらいです。
KO術をつけているとスタン耐性が上がったあとでもスタンを取れます。
実際に試したところ、KO術なしのときより1回多くスタンが取れました。
③連続スタンでオトモを活かす
KO術があると1回目は即スタンし、その後すぐに2回目のスタンが取れます。
短い時間で連続スタンするメリットは、オトモの状態異常を繋げやすくなることです。
1番上手く決まると以下のようになります。
- スタン1回目
- スタン2回目
- 睡眠武器ガルクが睡眠
- 麻痺武器のガルクが麻痺
- スタン3回目
- 操竜待機
検証中に、ここまで連続で拘束できました。
普通なら麻痺武器のガルク1匹だと麻痺は滅多に取れません。麻痺の前に狩りが終わります。しかし、KO術で連続スタンさせた場合は麻痺が入る可能性が上がります。
- KO術はスタン回数を1回増やすスキル ×
- 連続拘束して大ダメージを与えるスキル ○
KO術が死にスキルになる条件
ボウガンを使ってるときです。
ボウガンはモンスターを拘束しても、あまりダメージが伸びない武器です。動いてる状態でも容易に弱点に攻撃し続けられるからです。
ボウガンなら拘束スキルより火力スキルを盛るほうが強いです。
スキルの強さ判断でやってはいけないこと
モンハンライズのスキルを考えるときにやってはいけないことがあります。
ボウガン基準で考えることです。
ボウガンや弓は別ゲーです。近接武器と遠距離武器は分けて考えないとスキルの強さはわかりません。
KO術が発動する装備
【頭】ジャナフヘルム | — | 集中Lv1 KO術Lv1 |
【頭】ジャナフSヘルム | ②– | 集中Lv1 KO術Lv1 |
【腕】ジャナフアーム | — | 攻撃Lv1 KO術Lv1 |
【腕】クルルアーム | — | KO術Lv1 |
【腕】クルルSアーム | ②– | スタミナ奪取Lv2 KO術Lv1 |
【腕】ジャナフSアーム | ①– | 攻撃Lv2 KO術Lv2 |
【胴】クルルSメイル | ②– | 笛吹名人Lv1 KO術Lv2 |
【腰】フルフルコイル | — | 集中Lv1 KO術Lv1 |
【腰】フルフルSコイル | ①①- | 集中Lv1 KO術Lv1 |
【脚】フルフルSグリーヴ | ①① | 集中Lv1 KO術Lv1 回復速度Lv1 |
【脚】しまきのおみあし | — | KO術Lv1 ガード強化Lv1 風紋の一致Lv1 |
【装飾品】KO珠 | スロット2 | 土砂竜の頭殻×1 修羅原珠×1 蛮顎竜の大鼻骨×2 |
KO術が向いてる人、向いてない人
向いてる人
- 近接のスタン武器を使用
- 頭を狙って立ち回れる
- 近接武器で狩りに5分以上かかる
最低限の条件として、スタンの取れる近接武器を使っていること、頭を狙って攻撃できることです。頭を狙えない場合は、KO術より心眼がおすすめです。硬い部分へのダメージが1.3倍に上がります。
また、狩りに5分以上かかることが条件です。2分~4分のタイムアタック動画のように狩れるならKO術は優先しません。TA動画の装備を見てもKO術を優先してる人はいないと思います。
向いてない人
- ライトボウガン
- 弓
- スタンのない武器を使用
遠距離武器は、拘束しなくても弱点を攻撃できるので火力スキル優先です。攻撃スキルを削ってまでKO術を盛る必要はありません。
以上がKO術の効果でした。KO術を使ったことがない人はぜひKO術を試してみてください。スタン武器+頭が狙えるなら狩りが安定してスピードアップできるはずです。