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運動しないほうが痩せる…の仕組みは?【知恵袋アンサー】

調べていると運動しないほうが痩せるという逆説的な情報がありました。一般的には運動してカロリー消費をすることで体重が減るとされています。運動しないほうが痩せるなんてことはあるのでしょうか。

答え:あります

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運動しないほうが痩せる、の仕組み

運動量とカロリー消費量は比例しない

ある実験結果を紹介します。
毎日、数キロを歩く狩猟民族の消費カロリーを調べた実験です。

彼らは木に登ってナッツを取ったり、走って狩猟をしたりと、日々の運動量が非常に高い民族でした。普通に考えると物凄いカロリーを消費しているように思えます。

そこで次の2人を比べました。

  • パソコンを使ったデスクワークのサラリーマン
  • 狩猟民族

結果、消費カロリーは同じだったのです。

もっと正確な表現を使うと、狩猟民族は燃費が良かったんです。サラリーマンが30分歩いて100消費したのに対し、民族は50しか消費しなかったというイメージです。

これはホメオスタシスと呼ばれる、人間が生きるために備わっている機能です。肉体は体重を一定に保つように働きます。同じ運動をしても消費カロリーが違うんです。

太らない程度の食事を続けたら?

  • 運動をしない人
  • 運動をする人

この2人に同じ1年間、給食のように決まったメニューを与えます。このメニューはそれぞれ違ったものになっていて、各々が食べても太らない量になっています。

2年目も同じ食事を食べる場合、運動しない人はどうなるでしょうか?

答え:太らない

運動をしても、運動をしなくても、食事が固定されているなら太りません。ホメオスタシスの機能によって、体重を一定に保とうとするからです。

運動しても痩せない原因もホメオスタシス

ダイエットの効果がすぐ出ないのは、体重を一定に保とうとする体の機能が原因です。

食事量を変えず、10分だけウォーキングしても体重は変化しません。運動量の差をホメオスタシスに吸収されてしまうのです。

運動しないほうが痩せる理由

水分の変動です。

よく広告などで3日で痩せた!などと紹介されていますが、3日で痩せるのは、痩せているのではなく水分が抜けているだけです。

1週間で痩せてリバウンドした、というのも同じです。食事量を減らすと体内に蓄える水分量が減ります。次の週に食事を戻して水分が戻るので体重が戻るんです。

人間にはホメオスタシスがあるため簡単には痩せません。短期間の体重変動は水分のせいです。

この理屈を考えると、運動しないほうが痩せるは成り立ちます。次の2択であれば、後者の方が体重が減ります。

  • 運動した × 水分が足りている
  • 運動してない × 水分不足

運動してないタイミングで水分不足だと、運動しないほうが痩せると錯覚してしまうのです。

運動しないで痩せたいなら

血流と内臓にアプローチすることです。

24時間のうち10分歩いても微々たるものですが、内蔵の消化活動は24時間動いています。

ご飯を食べてから数時間は内臓が動き続け勝手にカロリーを消費します。このときに血糖値の上昇を緩やかにして太りにくくするのが青汁などの補助食品です。

食品では摂れない量の栄養素が入っているいっぽう、飲み方によっては肝臓に負担がかかります肝臓にダメージがあると疲れやすい・だるい・皮膚の色が悪いといったサインが出ます。おすすめは食品に近い形で摂れる冷凍タイプです。いままで粉しか飲んだことがない人は試してみて下さい。

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