この記事では「英語ラップも聞いてみたい!知らない曲を探したい!」というかたのためにノリのいい英語ラップを厳選して紹介します。
年代が新しくなるほど聞きやすくなるので、シンプルにかっこいい曲を探したいときは下のほうの曲を参考にしてください。
Rapper’s Delight
1曲目はオールドスクール時代の名曲「Rapper’s Delight」です。この曲はシュガーヒルギャングが1980年にリリースした曲で、ヒップホップを牽引したという意味では外せない曲ですね。
Walk This Way
Walk This Wayは1986年にRun–D.M.C.がカバーしてリリースしました。もともとはAerosmith(アメリカのロックバンド)の曲です。
ちなみに日本では「Walk This Way 58」というマイクリレー(複数のラッパーが参加)の曲があります。1曲に58人のラッパーが参加していて18分くらいあります。
58人は中途半端と思われるかもしれませんが、ラップによく使われるマイクにSHUREのSM58というものがあります。ラップ界では58という数字はキリがいいんです。
Microphone Fiend
次の曲はEric B. & Rakimの楽曲で1988年のリリースです。
Rakimと言えばフロウ(ラップのやり方)に革命を起こした人物と称える人もいるくらい有名なラッパーです。あのエミネムもRakimの影響を受けたと言っていますね。
Rakimのラップは単調なリズムで区切るのではなく、流れるようにラップする、まさにfrowを繋げるスタイルが評価されています。
Set it Off
「Set it Off」はBig Daddy Kaneが1888年にリリースした曲です。
この曲は「廻シ蹴リ」というタイトルで日本語版(曲サンプリング)が発売されています。
歌っているのはライムスターのMummy-D、ペイジャーのMURO、DABOの3人。マボロシのワルダクミというアルバムに収録されています。Youtubeにはありませんでした。
I Go To Work
こちらもオールドスクールの楽曲「I Go To Work」です。Kool Moe Deeが1989年にリリースしました。
Kool Moe Deeはグラミー賞を受賞しているラッパーで「Wild Wild West」という曲も有名です。
Ice Ice Baby
1990年、白人ラッパーのVanilla Iceが大ヒットします。
Queen(イギリスのロックバンド)の「Under Pressure」をサンプリングした「Ice Ice Baby」は爆発的に売れました。
Under Pressureは映画「SING」でもかかっていたので聞いたことがあるかもしれません。
Ghetto Love
フィメールラッパー(女性ラッパー)のDa Bratが1996年にリリースした曲です。「Ghetto Love」はAnuthatantrumというアルバムに収録されています。
Da Bratは可愛いを目指した女性ラッパーというよりはカッコイイ寄りのラッパーです。Anuthatantrumの収録曲はどれもおすすめです。
Right Now and Later On
Fabolousの「Right Now and Later On」は2001年のリリース。
Fabolousの魅力が1番引き立っているのが初期のアルバム(個人的な意見)だと思っているので、1stアルバムから選曲しました。
聞きやすさだとReal Talk収録の「Can You Hear Me」。あとは普通に「My Time」とかですね。
Ricky Ticky Toc
エミネムと言えばLose Yourselfやギネス記録にもなったRap Godが有名ですが、ここではあえて2004年のアンコールというアルバムに収録された「Ricky Ticky Toc」を紹介します。
早口でまくしたてるRap Godとは反対に、一音一音、リズム感の素晴らしさを感じながら聞ける曲です。
Hip Hop Police
Chamillionaireの「Hip Hop Police」は2007年リリース。2ndアルバムのUltimate Victoryに収録されています。歌詞が容疑者と警察の会話になっているのも面白いですね。
Youtube版は部分的にラップが無音化されていました。修正版と無修正版があるのかもしれません。いま確認のためにAmazonでダウンロード購入してみたところ、Amazonの曲は修正なしの完全版でした。
Dreamer
2008年リリースK’NAANの「Dreamer」です。Troubadourというアルバムに収録されている曲で、K’NAANの中でもわかりやすくのれる曲になっています。
アルバム「Troubadour」は全体的に聞きやすい曲が多く、メロディアスな曲とラップのバランスがいいのでおすすめです。
I Don’t Want To Care Right Now
Lupe Fiascoの3rd「Lasers」というアルバムに収録されている曲です。リリースは2011年。
この曲の聞き所はエフェクトですね。上手くエフェクトをかけることでラップのカッコよさを強調しています。
Potty Mouth
Tygaの「Potty Mouth」は2012年リリース。この曲はフィーチャリングでBusta Rhymesが参加しています。
日本語ラッパーのAKLOが好きな人にもおすすめの曲です。
So Dope
2013年リリース。Tech N9neの「So Dope」です。早口ラップ、高速ラップを聞きたい時はこれです。
レンタル店の品揃え
私はゲオとツタヤのネットレンタルで年間100枚くらいCDを借りていましたが、英語ラップの品揃えなら断然ツタヤが多いです。
ゲオにあるのはメジャーな日本語ラップ(KREVA等)だけでラインナップが限られます。ツタヤのほうはライブ映像のYoutube再生数200回以下の超マイナーアーティストのCDもあります。