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M-Audio Oxygen Pro Miniの購入レビュー|迷ったポイントはコレ

M-AudioのMIDIコントローラー(MIDIキーボード)を買ったのでレビューしました。購入するにあたって迷ったポイントをまとめています。

M-AUDIOのMIDIコントローラーを買ってみた

M-Audio Oxygen Pro Miniの購入レビュー

MIDIキーボードが欲しかった理由

FL Studioの打ち込みを楽にしたくて初めてMIDIキーボードを買うことにしました。

欲しいのは小さいサイズ。もともとYAMAHAの電子キーボード「piaggero」を持っていましたが、そちらは鍵盤が61鍵と場所をとり、鍵盤のサイズも大きいので手が届きませんでした。

今回は小さい手の私でも指が届いて、PCデスクの上に置けるサイズのものを探しました。

3行まとめ

  • FL Studioに使うMIDIキーボードが欲しい
  • PCデスクの上に置けるサイズがいい
  • ミニ鍵盤で鍵盤数も少ないほうがいい

キーボードを探すときの比較ポイント

以下の点を比較ポイントとして考えました。

①鍵盤数
25鍵、32鍵、37鍵、49鍵、61鍵、81鍵の6種類が主流です。今回はデスクに置けるサイズということで25鍵、32鍵、37鍵が候補になります。

鍵盤数横幅音域
25鍵33cm程度2オクターブ
32鍵40cm程度F~B+2オクターブ
37鍵56cm程度3オクターブ
49鍵80cm程度4オクターブ

サイズ的には25鍵がいいですが、楽器初心者の私からするとデメリットが1つあります。右手でコードを押さえて左手でルート音を押さえるときに鍵盤が足りなくなります。必ず転回形で弾かなければいけません。

32鍵であれば、いくつかの転回形から自分の弾きやすい形を選ぶことができ、サイズも小さい。ということで32鍵が最有力です。

②欲しい機能がついているか
MIDIキーボードには鍵盤のほかに、ボリューム調整やパッドがありますよね。パッドに音を登録するとドラムパターンが簡単に打ち込めるのであったほうがいいと思いました。

トランスポーズについて
トランスポーズはキー変更です。例えば+2設定するとドの鍵盤を押さえたときにレの音を出すことができます。ギターで言うところのカポですね。

私にとって必須の機能です。U-フレットなどのコード進行サイトを調べて打ち込むとき、そのままだと「D♭→A♭→Adim→B♭m」のような難しいコードが頻出します。U-フレットのカポ機能を使って表示すると「C→G→G#dim→Am」のようにコードが簡単になります。

トランスポーズを使うと「C→G→G#dim→Am」と弾いたのに「D♭→A♭→Adim→B♭m」の音が鳴らせます。キーCのコードだけ覚えていれば伴奏が弾けるようになります。

OXYGEN PRO MINIのトランスポーズは簡単です。

OXYGENPROのトランスポーズ設定方法

アルペジエーターについて
アルペジオ(分散和音)を自動で弾いてくれる機能です。コードを押しっぱなしは簡単ですが、アルペジオになると弾くのが難しくなります。MIDI側で自動でやってくれるといいな、と思いましたが、FL Studioの機能でアルペジオにできるのでMIDI側に機能はいらないという結論になりました。

1ボタンでコードを鳴らす機能について
事前にコードを設定すると、ドの鍵盤を押すだけでドミソの和音を鳴らせる機能です。これがあると指1本でコード演奏ができるかと思いましたが、キーCのコードは弾けるのでトランスポーズがあれば不要だと考えました。

M-Audio Oxygen Pro Miniと迷った商品

迷った商品は「FLkey Mini」と「NOVATION Launchkey Mini MK3」です。

FLKey Mini(25鍵)
こちらはFL Studioに特化しているMIDIキーボードです。接続してすぐに使えて、ボリュームつまみが最初から連動しています。また、FL Studioの特徴であるステップ入力に対応しているのも利点です。しかし、25鍵がネックで諦めました。

NOVATION Launchkey Mini MK3(25鍵)
こちらもFLKeyと同じ会社が出しているMIDIキーボードです。FL Studio特化ではありませんが、1ボタンのコードモードとアルペジエーターがついています。25鍵でいいのなら、機能的にこれが1番充実してると感じました。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32(32鍵)
ミニ32鍵では使いやすいと評判のアイテムです。「MASCHINE Essentials」というDAWが付属するようです。こちらはトランスポーズ機能がなく、パッドもないので候補から除外しました。

Roland A-300PRO-R(32鍵)
こちらも32鍵の選択肢になる機種です。鍵盤のバネが弾きやすい・キーの材質が良いといった評判があります。ローランド製で値段もほかより高いのでキーの感触にこだわっている商品だと思います。私はキーの感触にこだわらないので除外しました。

Oxygen Pro Miniを買ってよかった点

  • サイズ感が丁度いい
  • FL Studioで問題なく使えた
  • 32鍵で不便なことは殆どなかった
  • トランスポーズもオクターブ変更も簡単にできる
  • MIDI側のボタンでFL Studioの録音開始ボタンを押せる

設定は小さな液晶ディスプレイからできます。

OXYGEN PRO の設定方法

Oxygen Pro Miniを買って悪かった点

「Oxygen Pro Mini」の悪かった点はとくにありませんが、32鍵のデメリットが1つありました。コードAを「左手:ラ 右手:ミラド#」の転回で押さえたいのに鍵盤数が足りなくて「ド#ミラ」の形になることです。

好きな転回形を使えないことを除いては大満足でした。

DAW「FL Studio」で使う方法を次の記事にまとめました。ファームウェアのアップデート方法もあります。アプデに関してはDAWに関係なく(Cubase、Pro Tools、Studio Oneなど)使える方法です。

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