ポットと蛇口で10倍違った!!
ポットと蛇口のどちらにしようか迷っている人に向けて、ポット型浄水器と蛇口型浄水器のメリット・デメリットを比較します。
メリット・デメリットを比べるニャ!
ポット型
ポット型のメリット
- 浄水の性能が高い
- 冷蔵庫に入れて冷やしておける
ポット型のデメリット
- 事前に水を入れておかないと使えない
- 「ろ過」スピードが遅い
- 使うたびにポットに水を追加しなくてはいけない
蛇口型
蛇口型のメリット
- 浄水器を意識しなくていい
- 使いたいと思ったらすぐ使える
蛇口型のデメリット
- 浄水性能が弱い
- 夏だと水がぬるい
浄水性能が高いのはどっちニャ?
フィルタは同じ
メーカーにもよりますが、使われているフィルタはポット型も蛇口型も同じです。
活性炭+中空糸膜フィルターが使われています。
使い方によっては浄水性能も同じ
ポット型は「ろ過」が遅い
ポット型は、上の容器にある水が、下の容器に落ちる時に浄水されます。
砂時計のようなイメージです。
重力で押された水がフィルターを通っていくので、1分で0.1Lしか浄水できません。
逆に言えば、しっかりとフィルターで「ろ過」されるということです。
蛇口型は「ろ過」が速い
蛇口型は、水道の勢いを使ってフィルターを通します。
水圧で押し出すので、ポットと比べて「ろ過」スピードが10倍速くなります。
蛇口をひねりすぎると、しっかりと「ろ過」されないまま水が出てしまいます。
蛇口をちょうどよくひねると?
→ポット型と同じように「ろ過」できる
蛇口をひねり過ぎると?
→「ろ過」が不十分になる
蛇口をひねり過ぎなければ、蛇口型でもしっかり浄水してくれます。
維持費が安いのはどっちニャ?
フィルタの維持費が安いのは蛇口型の浄水器です。
ポット型は1Lあたり3.9円~8.3円なのに対し、蛇口型は1.3円~3.3円です。
フィルタの交換回数
交換回数が少なくて済むのも蛇口型です。
ポット型はだいたい200リットルごとに交換が必要ですが、蛇口型は1,000~3,000リットルくらい使えます。
ポット型と蛇口型の決めては料理ニャ!
ポット型は「ろ過」スピードが遅いので、一度に沢山の水を使うことができません。
もしポット型の水でお米を研ごうとしたら一発でなくなります。
決め手は料理
浄水器を選ぶ時は料理に浄水を使うかどうかが決め手になります。
料理に浄水を使うなら、蛇口型の浄水器を選ぶしかありません。でないと、かなり不便なことになります……。
私はポット型を使っていたときは飲水だけ浄水していました。ポット型で料理すると結構ストレスが溜まります……。蛇口型に変えてから料理にも浄水を使っています。