この記事は「引っ越しをしたらガス代が増えた! 賃貸アパート、賃貸マンションでプロパンガスしか使えない!」という人向けの情報をまとめています。
賃貸のプロパンガスが値段が高く、都市ガスの2~3倍のガス料金をとられることも……。
ガス代の節約術を使ってもガスが安くならなかったときのための最終手段。
ガスの契約を切ってしまう!
ガスの契約をしなければ基本料金も0円に抑えられます。まずは、家の中でガス使うものの一覧を見てみましょう。
ガスを使うものリスト
ガスなし生活をする前に、まずは家のどこでガスが使われているのかを把握しましょう。家の中で何を使ったらガス料金がアップするのかを解説します。
ガスを使うのは次の3つです。
- ガスコンロ
- お湯(お風呂/キッチン/洗面所)
- ガス暖房器具
つまり、この3つをなんとかできたら、ガスなしで生活が可能となります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
ガスコンロ
これはわかりやすいですね。キッチンのガスコンロを使うとガスを使います。ガスを使うのはコンロを使って火が出るタイプです。電気式のIHコンロならガスを使いません。
見分け方はこうです。
火が出るコンロ
→ガスを使う
お湯を出す
キッチンや洗面所でお湯を出すときにガスを使います。蛇口をひねってお湯が出るのは、ガスを使って水を温めているからです。
お風呂やシャワーもお湯を使うのでガスを消費します。
給湯器(ボイラー)
給湯器とは、お湯を作っている機械のことです。
ここで温度設定をすることで、お湯の熱さを切り替えられます。温度を低くとガスをあまり使わないのでガス料金の節約になります。
電気式の給湯器
オール電化の家庭では、ガスではなく電気式の給湯器が使われています。
電気式の場合はボイラーではなく、電気給湯器、、電気温水器、瞬間湯沸かし器という名前で呼ばれています。
ガスの暖房
ガスを使う暖房器具は次の2つです。
- ガスファンヒーター
- ガスストーブ
ガスファンヒーターは、ガスで作った熱を送風するタイプのもの。ガスストーブは、ガスでパネルを温めて、熱が自然に広がるのを待つタイプのものです。
どちらも壁にあるガスコンセントにガスコードを差し込み、暖房器具に繋げて使います。
ガスなしで生活する方法
ガスコンロの代替品
IHクッキングヒーターを使えば、ガスコンロがなくても大丈夫ですね。
うちでも使っていましたが、それほど不便なこともありません。
鍋を持ち上げると加熱されないので、チャーハンを作るときは少し大変です。
手頃な値段、置き場所が自由というメリットもあります。ガスなし生活の中でも、ガスコンロをやめるのは1番簡単です。
キッチンのお湯
ガスなし生活で難関なのが食器洗い用のお湯です。
1.我慢する
食器洗いでお湯を使うのを我慢する方法です。
夏場はいいですが、冬場は手が冷たくなって洗い物が大変です。油汚れも落としにくくなるので、使う洗剤の量も増えてしまいます。
2.沸かしたお湯を張る
朝起きたら電気ポット、電気ケトル、IH対応ヤカンなどを使ってお湯を沸かしておきます。
沸かしたお湯は真空ポットで保温しておき、いつでもお湯が使えるようにスタンバイ!
食器洗いのタイミングになったら、洗い桶にお湯を投入して洗い物をします。
こうすることで自然と漬け置き洗いができ、冬場でも温かいお湯で食器を洗えます。
3.電気給湯器を導入する
電気給湯器で有名なのはエコキュート。
これを導入すると、お風呂場・洗面所・キッチンのお湯はオールOK!
ガス給湯器と同じようにお湯が出ます。
ただし、工事費込みの初期費用が約50万円です。
節約のためのガスなし生活……というよりは、普通のオール電化になってしまいますね。
お風呂のお湯
冒頭の動画にもあるように、お風呂のお湯は電気で沸かします。
風呂バンスはいくつか種類があって、
- スーパー風呂バンス1000
- ミニ風呂バンス480
- エアファースト風呂バンス1000
どれも高評価です。お風呂をこれに変えるだけでガス代が3,000円~5,000円安くなったという声も多く見られます。
でもこれは、お風呂にお湯を沸かす装置。これじゃあシャワーを浴びれません。
そこで活躍するのがクイックシャワー!
簡易シャワー
ジェットクイックシャワーは、浴槽のお湯を引っ張ってきてシャワーにするグッズです。使えるのは風呂釜と浴槽を連結する循環穴が2つある風呂釜です。
クイックシャワーが使えない環境では、ポータブルシャワーが使えます。こちらはポータブルの充電式なので、お湯を張れる環境があればどこでも使えます。
ガスヒーターの代替品
これは電気ストーブやエアコンを使えばいいだけなので問題ないですね。
次のページでは7種類の暖房器具について特徴をまとめています。