※景表法に則った記載

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エアコン「つけっぱなし」節約テクニック10

エアコンの電気代の節約術を紹介します。

「除湿と冷房ってどっちが安いの?」「エアコンは1ヶ月いくらの電気代がかかる?」という人向けです。

弱冷房除湿と再熱除湿の見分け方は、次のページでメーカー別に解説してます。

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エアコンを1時間使うといくら?

エアコン電気代の決まり方

エアコンの電気代は、

  • 部屋の広さ
  • その日の気温
  • 設定温度
  • エアコン自体の性能

の4つによって決まります。

おおよその電気代

  • 冷房1時間:18円
  • 暖房1時間:15円

金額は三菱電機の「霧ヶ峰(GV225)」をもとに計算しました。

詳細

メーカー仕様書によると「冷房:655W」「暖房:545W」の電力を消費します。
電気代の計算方法より単価28.8円とすると、次のように計算できます。

  • 0.655×28.8=1時間の冷房費
  • 0.545×28.8=1時間の暖房費

エアコン10の節約術

1.部屋を閉めきって使う

部屋のドアや窓をできるだけ開けないようにします。
空気の出入り口があると外の熱い空気が入ってしまうので、余計なパワーを使います。閉めきった部屋で使うほうが節電になります。

2.自動モードを使う

エアコンの設定で「自動」を選んで使います。
自動モードは1番効率のいい方法で部屋を温めて(冷やして)くれます。

自動モードが節約になるワケ

エアコンはつけたときに1番パワーを使います。「設定温度」と「部屋の温度」に差があるほど電気代が高くなります。

自動モードなら一気に設定温度に近づけ、そのあとは温度を維持してくれます。維持にはあまりパワーを使わないので、節電が期待できるというわけです。

3.つけっぱなしのほうが節約になる

エアコンをつけて心地いい温度になったら消すという使い方は逆効果の可能性があります。

上に書いたように、室温と設定温度に差があると消費電力が上がってしまいます。維持するほうが使うパワーが少ないので、つけっぱなしにしたほうがお得です。

4.24時間つけっぱなし節約は嘘

つけたり消したりが非効率だからといって、24時間のつけっぱなしは節約になりません。外出時など長時間使わない時は消したほうが節約になります。

5.エアコン我慢は昼間が効果的

電気代のためにエアコンを我慢するときのコツです。

冷房を我慢するなら

夜の1時間よりも昼の1時間を我慢したほうが効果的です。

日中は気温が高いため、エアコンの消費電力は高くなります。夜になると気温が下がってくるため、消費電力も下がります。

電気代の高い時間帯に我慢するほうがお得です。

※エアコンをつけない時は熱中症に注意してください

6.フィルターを掃除する

フィルター掃除をしているかどうかで、温める(冷やす)効率が大きく違います。

エアコンフィルター掃除の効果

環境省のデータによると以下の節電効果があります。

  • 冷房:4%
  • 暖房:6%

料金はいくら違う?

1日8時間つけて1ヶ月過ごした場合です。

冷房
掃除なし(4,320円)→掃除あり(4,147円)
→1ヶ月:173円の節約

暖房
掃除なし(3,600円)→掃除あり(3,384円)
→1ヶ月:216円の節約

7.室外機の周りにモノを置かない

壁に取り付けられていたり、ベランダに設置してある↑画像のような機械が室外機です。

エアコンは室外機を使って部屋の中の熱を外に捨てています。室外機の周りにモノを置くと、上手く熱を放出できずに電気代が高くなってしまいます。

室外機周りを片付けることで節電になります。

8.室外機に日除けをつける

室外機に太陽の光が当たると、室外機が温められて熱を捨てにくくなります。
「7.室外機の周りにモノを置かない」の画像のように、日除けを使うことで節電になります。

9.季節によって風向きを変える

冷たい空気は下にたまり、温かい空気は上にたまります。

冬の風向き

→下向きにエアコンの風を送る

夏の風向き

→上向きにエアコンの風を送る

風の方向を変えることで、効率良く部屋の温度を変えられるので節電になります。

10.日中はカーテンを閉める

日中は家に誰もいないという場合はカーテンを閉めておきます。部屋に日差しを入れないようにすることで、室温の上昇を防ぎます。夜エアコンを使うとき、少しでも部屋の温度が低いと節電になります。

カーテンは遮光カーテンであれば効果が高いです。

冷房より除湿(ドライ)のほうが安いって本当?

人によって冷房のほうが安いと言っていたり、除湿のほうが安いと言っていたり、2つの意見があります。
この意見はどちらも本当です。

除湿と冷房の違い

除湿

→エアコン内を低温にして「じめじめ空気」から水分を取り出して捨てる

冷房

→部屋を冷やすため、冷たい空気を部屋に送る

なぜどちらも本当なの?

弱冷房除湿と再熱除湿

除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があるからです。

出典:daikin.co.jp

弱冷房除湿

簡単に言うとパワーが弱い冷房のことです。

除湿という名前がついているだけで実際は控えめな冷房なので、冷房より「弱冷房除湿」のほうが電気代が安くなります。

再熱除湿

こちらは冷気を出さずに除湿だけを行います。

1.エアコン内を冷やす
2.「じめじめ」を捨てる
3.エアコン内を温めて元の温度に戻す
→除湿完了

という流れになっています。冷やしたあとに温めるので、冷房より電気代は高くなります。

まとめ

自宅のエアコンが「弱冷房除湿」なら→冷房より除湿が安い
自宅のエアコンが「再熱除湿」なら→除湿より冷房が安い

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